元木side
黒ちゃんとあなたと合流して、
また少し回ってから、
寂しく待っているだろうあじと平塚に
プレゼントを買って、
家に帰ります!
俺達が家に着くと
そう言って2人は、犬のように入ってきた。w
そして、2人は顔を合わせてから、
ギュー
あなたに抱きついた。
いや、俺達がデートしてる間になんかあったのか?w
2人とも本当に寂しかったんだろうな。
黒ちゃん、これは激おこですね。w
あなたと付き合う前から、
あなたに対しての嫉妬は凄かったけど、
今は、ちゃんとカップルだから、
余計嫉妬してるんだろうな。
行っちゃった。
いくら嫉妬しても、これはねぇ。
てか、俺のそーたが。
優しいやつ。
でも、
やっぱり辛いよな?
どうすればいいんだろう……
この2人の関係を何があっても壊す訳にはいかない。
黒ちゃんは、幼い頃から、あなた以外の女の子を好きになった事はないくらい、
あなたのことが大好きだから、
この時の俺は、この言葉をかける以外どうしたらいいのか分からなかった。
それより、平塚とあじの顔が変。
あなたや黒ちゃんに対しての申し訳ない気持ちと、
何かを隠してるような悲しい顔をしていた。
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!