第6話

_第五話_噂の四人組_
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2026/03/30 12:47 更新




fw
月ノがよく君のこと話しとるんよ
knmc
すごく面白い子がいるってね、そんな感じで
tkn
ちょっとうるさいですね。
あなたさん、この方たちと仲良くしてもらえますか?
kid
いや俺らに友達いないみたいじゃん
tkn
ほとんど事実だろ

kgm
…あれ、大丈夫ですか?





自分たちを見て動かなくなった私に気づき、加賀美さんとやらが声をかけてくれた。









…私、は_____









あなた
………無理、です
あなた
あなた方と仲良く、なんて……できない、です




__言って、しまった。…本人の前で。







私の言葉に、不破さんと甲斐田さんは眉をあげて驚いたような表情をした。







剣持さんは表情をピクリとも変えない。







fw
えぇまじ?
俺らと仲良くできるのなんて少数だぜ??
tkn
不破おい黙れ
tkn
そう、ですか…
まぁそうですね、この人たちと仲良くする必要なんてありませんし
kid
ねぇなんか辛辣じゃないすか???
kgm
無理にとはいいません。
私たちは月ノさんが話すあなたさんがどんな方なのか気になっただけなので
失礼します





加賀美さんは眉尻を下げて少し会釈をした。









kgm
ほら、戻りますよ
いつまでもいたら迷惑じゃないですか
fw
えーやだもっと喋りたいー
kgm
わがまま言わない
kid
アニキ帰りましょ、ね
knmc
…じゃ、また





加賀美さんと甲斐田さんが不破さんを引きずりながら連れて行き、剣持さんは真顔で帰っていく。






私は四人の顔を見ることができなくて、うつむいたまま見送ってしまった。









彼らが廊下を歩くだけで、周りの生徒が歓声をあげる。








そんな人たちと、関わりを持つなんて、私は______






tkn
…ごめんなさい、なんか強制的な感じで
tkn
彼ら、あんな感じですけど意外とイイヤツですよ
あなた
……こっちこそ、ごめん
せっかく紹介してくれたのに、私が…
tkn
いえ、気にしないでください。
……深くは聞かないですから、自分のペースで






どうやら、美兎は私が過去に何かあったのだろうと察しているようだ。








私を安心させるように柔らかく笑う。









あなた
___私、顔がいい人のこと信用できなくて、
だから、あの四人も、ちょっと……





私がぽつりとつぶやいた内容にいぶかしむ様子もなく、美兎は平然とした顔で言う。








tkn
…なるほど
信じられるようになったら、でいいんですよ




その言葉に、心が少しだけ軽くなった。








あなた
…ありがとう




その時、教室の時計をちらりとみた美兎が急に声を上げる。








tkn
…やば、昼休憩あと20分しかない!!
席戻ってお弁当食べましょ!
あなた
マジで?!
やば、急いで食べないと!
tkn
あ、今日ゼリー持ってきたんですけど食べる?
あなた
まって食べるもちろん



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いいんちょの敬語とタメ混ざってるの好き






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