第54話

# 052
1,200
2026/03/27 01:00 更新













             あぁ、くっそ...減らない。


数分が経ち、ある程度の相手を倒した。



あなた
     ...っふ、  
土方十四郎
    クソッ...!   




             敵に挟み撃ちにされて
もうダメだと思った時だった。


いつもの優しい声が聞こえて、
私は逃がされたんだ。



近藤勲
    あなた。もう大丈夫だ    
総悟達の元へ行け。
近藤勲
     よく頑張った。  
あなた
     こ、んどうさッ...!!!   
近藤勲
     早く行け。こっちは引き受けた    







_______
_____
___







沖田総悟
    あなた!何してたんだ    
あなた
     なんでも、ないし...    
沖田ミツバ
    だめよ。酷い怪我...   
手当するよ
あなた
    だ、大丈夫!   





これ以上、迷惑かけられないよ。




沖田ミツバ
    甘えていいのよ。  
沖田ミツバ
     迷惑かけなさい。
大人はそれも含めて受け止める
そんな生き物よ
沖田ミツバ
    あなたちゃん一人ぐらい   
全部受け止めてあげるわ。

あなた
    ...姐さん、  
あなた
     ...わたし、っ、わたし、  
もっと強くなりたい。
あなた
    誰にも負けないぐらい。  
あなた
    そしたら、姐さんの事も
総悟も近藤さんも土方さんも...
他の皆も守ることができるのに。




             そう言うと姐さんは優しく笑いながら
私の頭を撫でてくれた。



沖田ミツバ
    ふふっ、...    
沖田ミツバ
    いいことを教えてあげるわ    
沖田ミツバ
    本当に強い人は自分の
強さも弱さも認められる人よ
沖田ミツバ
    十分強いでしょう?誇っていいのよ    









              ...でも、私


大好きなお母さんも守れなかった。
だから、...ッ、だから...お父さんは





 _____ 私を捨てたんだ。





沖田ミツバ
     とりあえず手当をしましょう? 
あなた
     ...うん、っ  





             私が土方さんにしたように
  姐さんは私を手拭いで拭いてくれた。




土方十四郎
     ちっ、...    
あなた
     ひ、じかたさん!   
近藤さん、!




              2人がようやく帰ってきた。


血塗れになった彼らを
見て胸が痛くなった。




あなた
    ...ごめん、ごめんなさい。  
あなた
     役に立てなくて、ごめんなさい    
土方十四郎
    バカ言ってんじゃねぇよ    
土方十四郎
    ...ありがとな 
近藤勲
     そうだぞ!
あなたはよく頑張ったさ。
近藤勲
     怖かっただろう。
来るのが遅くてすまなかった




           わたし、みんなの事を守れるぐらい、

ちゃんと強くなるから。

誰にも負けないぐらい強くなるから。




齢5歳、私はそう決心した。





近藤勲
     あなた、おいで   
あなた
    ...、  




            そう呼ばれて近くに行くと
抱きしめてくれた。




近藤勲
     弱い、強いは関係ないさ   
近藤勲
    誰かがピンチになったら   
その人を皆で助ける。
近藤勲
     それが俺たちのやり方だろう    

近藤勲
     無理して大人になるな。  





               「 子供は子供らしく生きなさい 」

あの大きな手で撫でてくれて
嬉しかった気持ちはこの先も忘れない。











°・*:.。.☆




        沖田side



             ずっと俺のが近くで見ているつもりだった。


土方の野郎なんかに
2度も取られたくなかった。

だから、ずっと一緒に居た。


何をするにも近くに寄って



だけど、薄々勘付いていたんでィ。



あなたは土方が好きだって。



でも、土方は姉上が好きだった。


姉上も土方が好きだった。



 
あなたに相応しい男になりたかった。



でも、土方は姉上の告白を断った。



「 アイツの隣にいるのは俺じゃない 」


聞かなくてもわかってた。
そう言うに決まってんだ。

でも、姉上の気持ちを
踏みにじらないでやって欲しかった。


だから、あなたの隣は俺が良かった。

数年経とうが、あなたは土方を
 嫌いになる所を好きになっていった。


初めから分かっていたんでィ。

アイツの隣に立つのは俺じゃない。
土方の野郎だってことぐらい。




沖田総悟
     ...だから、土方さんが
あなたを泣かせたりしたら...
沖田総悟
    その時は全力で奪いに行ってやらァ。  





           俺は土方さんみてェな優しい男じゃないんで
生易しいことは言いませんぜ。




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    旅行で群馬県来てます   
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