安心しいや 。

                   そう言われてから " 約15秒後 "


                   速いな

                 急に音が遠くなったと思えば

                 耳に布の感覚

                  耳にあたる布は治のブレザーで
                  周りからの音をシャットアウトしてくれた






                  完全にではないけど 、
                  














                  女子の耳を塞ぐって
                  もはや火に油を注ぐっていうアレだよね

                  「   やから平然としとけばええねん   」  

                     聞こえていた
                     けど 、無性に恥ずかしくて

                     聞こえないふりをした

                    あ 、拗ねた

                         白はそそられるかもしれないけど ！

                         健全ながらも
                         不健全に見える様（さま）がいいんだろ ！！

昼まですっ飛ばし

                  教材をトントン と揃えて
                  鳴りそうな腹の虫を抑える

                    親指でくいっと廊下側の席を指す


                    向こうを見れば
                    やっほー ！と手を振る友人たち

                   　※苗字

                   女子の的である治からの声かけとか
                   超絶怖いよな 同性でも怖いわ




  

                      結局あの後



                      蒼井たちは圧に押されたのか
                      快く受けてくれたのかは謎だけれど



                      私たちと一緒にお昼を食べることになった

                    バレー部ってだけで一目置かれ 、
                    同学年の子からしても遠い存在だったはずなのに




                    ちゃんと1人のクラスメイトとして馴染めている

                    なんだろう 第三者でも凄い嬉しい

                 蒼井の頬をぐにーっと横に引っ張る

                 物凄く面白い 運気が上がりそう（

                   角名はカメラを連写




                   蒼井以外の友人は   
                 「  あっはは  笑  」と私たちを見て爆笑


                   治もそこに混じって軽く笑っている


























                     あー なんだろう

                     私 今 、  超青春してる

クラスメイトと話す男バレ見たいですよね