第6話

身知らずのお婆さんは親族だった。
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2024/04/28 08:18
妊娠してもう8ヵ月
街はハロウィン街になっていた。
(なまえ)
あなた
凛ちゃん!街はハロウィンになったね!
糸師凛
うん。少し肌寒い日になったね!
身知らずのお婆さん
身知らずのお婆さん
あらっ!
また会ったね。
(なまえ)
あなた
こないだのお婆さん!
身知らずのお婆さん
身知らずのお婆さん
貴女のお名前は?
(なまえ)
あなた
あなたの下の名前です。
身知らずのお婆さん
身知らずのお婆さん
あなたの下の名前さん?
あっ!あなたの下の名前ちゃん?
お父さんとお母さんを事故で亡くしたんだよね?
(なまえ)
あなた
はい。
私は身知らずの親族に育てられました。
身知らずのお婆さん
身知らずのお婆さん
私が育てたの。
でも…養護施設に貴女の身内が預けたの。
でもここにいるのは逃げだしたのね
(なまえ)
あなた
逃げ出しました。
虐待があって逃げました。
糸師凛
あなたの下の名前?
本当?
(なまえ)
あなた
うん。もう3歳の頃に逃げた。
物心が付く前に凛ちゃんと冴ちゃんと生活していたの。
糸師凛
そうよね
妹のように育ったよな。
身知らずのお婆さん
身知らずのお婆さん
なんか困ったことがあったら
連絡して?
と親族から電話番号をもらった。
話をしてそのまま買い物した
親族が近くに居て良かったと思った

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