その言葉をぼやいた後にみことはさっきの俺の言葉を聞いて口を開いたまま固まっているみかさんを見た
さすが歴○○年の老舗は違う…
といって俺はにやりと不安げな2人に笑いかけた
うげ、とでも言うかのように廻りを見渡す
…みかさんの話には続きがある
強盗が毎晩襲ったのは毎回違う店舗だったが共通点は『町の有力者』に深くかかわっている人が営む店。
そして俺が感じた疑問点、
市場が閉まっているのに何故パンを焼いたのか?
しかも渡されたのは『焼きたてのパン』
つまり今日中に焼かれたことが分かる
今日俺等が来ることは事前告知されていない為歓迎用としては考えられない
考えすぎかもしれない。
ただただ練習用などとして焼いただけかもしれない、断定は出来ない。
けど俺の第六感が告げてる。此れは何かあるに違いない____
さらに情報を付け加えると其処のパン屋が最初の犠牲者となっていたらしい。
さて、真実にたどり着いたか?
と顔をしっかりとみことの方へ向け一度頷いた
その目を見て観念したのか彼は渋々頷いた
浮雲を使って天高く羽ばたいた彼奴を見送り向き直る
_____そう、
俺が依頼したのはいたって簡単。
今からすぐにお店を開く事。
いつもと180°違う静かな市場で開店のチャイムを鳴らす
此れが合図。
この作戦で利用するのは
俺の知名度、そしてみかさんの店の信用度
周りの沈黙を破る声___
此 れ が 俺 等 の 奪 還 作 戦 。
To be continued___












編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。