第9話

1-1-5
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2024/01/07 07:52 更新
1週間前だねぇ、ちょうど。
お昼前の人で賑わう時間帯だったかな。
いきなり被害にあった店の前に現れて金目の物をもっていったそうだよ。
でも不思議だろう?
昼間だから人はたくさん居たはずなのに誰も強盗の顔を見ていないんだ…

わたしはちょうどいつも通り店を開いていてね、直接現場を見た訳ではないんだが、
それが立て続けに毎日おこったんだよ

そして其れが毎日続くようになり被害も深刻化した
それで昨日に町内で会議が開かれて暫くの間市場は閉鎖されることになったんだ
そうだったんや…
みかさんが静かに話し終える
それと同時にみこともパンを食べ終わり、指に付いたパンくずをペロリと舐めた
…そこの町内会議で此処SIXFONIAに報告しようみたいな動きは?
というか…町の治安組織が届け出るはずですよね、
ちょ、いるまくん…
知らず知らずのうちに顔をしかめ口調もきつくなってみたいだ
みことに言われようやく気が付いた
みか
私は町内会議に関わっている訳ではないからねぇ…詳しいことは分からないんだよ
書面上で言われただけなのさ、
すまないね、と悲しそうに笑われる
そんな、、みかさんは悪くねぇのに、
いえいえ…俺の方こそきつく聞いてしまい申し訳ない、
みか
…町内の有力者に聞いて見たらどうだろう、
考え込んでいた俺に提案してくれた
みか
わたしは結局は一市民に過ぎないもんだから、、
此れ位しかいるまくん達のお役に立てないんだ、すまんね…
うぇぇ、情報をくれるだけでめちゃめちゃ助かってますよ!!
…て、いるまくんが。
いや、俺かい!!
軽くみことのボケに付き合いその場の雰囲気を和ませる。
さすがスパイだけあって空気感を変えさせるのには長けてるんだな、
みか
ふふっ、、ほんとに二人の会話は聞いてて面白いねぇ、
案の定、彼女は笑ってくれた
…俺等は此の笑顔を守る義務がある
此処は俺等の____

SIXFONIA国なのだから。
みこと。
いるまくん
茈&黃
反 撃 の 狼 煙 を 上 げ よ う ____
一週間も俺等の国でよくも強盗なんかやってくれたなぁ?
覚悟しとけよ、許さねぇから。
俺の中の闇が少し疼いたような気がした___
みことと顔を見合わせ互いの意思を確認する
此奴等と同じ熱量で此処迄やってきたんだ、今更退く訳ねぇだろ
みかさん…少し手伝ってほしいんすけど、い~すか?
後から聞くとこの時の俺の表情は過去一悪い顔をしていたらしい。

…おい、嘘だろ、
(あぁ…強盗さんお気の毒や…)
(こうなったいるまくんは誰にも止められへん、)
…店、開いてもらえません?
To be continued___

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