第65話

ろくじゅう
429
2025/01/03 12:53 更新
加賀美side
正直私があなたさんにあってもいいのかという不安は沢山あった




寝言で名前を言われたからと言って会う資格など私には無いのではないか、と心の中ではひっそりと葛藤していた


だけどその不安はあなたさんと実際に対面した時に吹き飛んだ
You
ハヤトくん……!



少しだけ、



ほんの少しだけ微笑んでくれたから
🏢
はい。ハヤトですよ〜

そう言って私が笑いかければ
You
なにそれ、(  くす
と言って笑ってくれる
🏢
お元気、でしたか、
You
まぁまぁ、ってところかな



📿🍔
あなた、俺一旦帰るわ
You
ぇ、
📿🍔
加賀美さんと沢山話してな(  撫
📿🍔
ちゃんと向き合って、話をして欲しい、
🏢
はい、
📿🍔
…じゃ!
You
ばいばぃ、
📿🍔
またなー!
🏢
……(  手振









あなたside
You
ハヤトくん、あのね、







それから自分は過去の話をした。




親がいなくなったこと



虐められていたネスを助けたこと


自分もいじめを受けていたこと


虐待を受けていたこと


人間不信だったこと



ぜんぶ、ぜんぶ、ゆっくり話した
その間ハヤトくんは静かに頷きながら自分の頭や背中を撫でてくてた





全部話し終わった後に聞いた。






〝じぶんって、汚いでしょ?〟
🏢
っ……、そんなことが…、
🏢
それは違いますあなたくん
🏢
貴方は汚くなんてありません


その言葉が嘘だとしてもただただ嬉しかった
You
ありがとう
🏢
嘘なんかじゃありません
🏢
貴方は……、
🏢
〝貴方は、綺麗だ〟


そう言って抱きしめられた






心が暖かくなった



目の奥が痛くなった



視界が不確かになった

少し揺れている気もする



瞬きをしたら零れてしまいそう
You
ッ…(  涙零
You
ごめん、なさい
🏢
謝らなくたっていいんです(  撫
🏢
何度だって言いますよ。
🏢
貴方は綺麗です


今度は目を合わせて言われた



すとんっ


と心の中の穴に落ちる音がした気がする

You
ありがとう、(  にこ
🏢
その笑顔が見られて、私は幸せです(  にこ
そう言って微笑んでくれた


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