ナムジュン先生に任されてた
いつもやってる英語のスピーチコンテストの
詳細を聞きに来てた。去年も一昨年も聞いたし
全然大丈夫なのに、いつも同じ説明される
僕はアメリカ人だし英語が母国語だから
コンテストの対象になるわけでもなく
ただ、盛り上げ役?的な感じ
いつも終わったらハニ達が色々奢ってくれるし
別に面倒では無い。
あ、ヌナ誘ったら来てくれるのかな
ヌナなら誘ったら来てくれそうだけど
だったらしっかりやらなきゃ、気合い入れよ
職員室を出る時ちらっと先生の表情を見たけど
なんとも言えなさそうな表情をしてた
僕達もまだ子供なのか分からないけど
ハニもスンチョルももちろん僕もあなたへの
執着心はとてもすごいと思ってる
でも今は僕たちと同級生なわけだし
僕らの方が近い存在だ
そんな先生たちに心配されなくたって平気だし
あ、そういえばあなた残るとか言ってたっけ?
なら一緒に帰れないかな
教室にまだいるかな
そんなルンルンな気持ちで教室に近づくと
扉が空いていたのでそっと覗いてみると
そこには
仲良く話すソクジン先生とヌナがいた
その後の記憶はほぼなかったと思う
気づいたら帰路についてたし
気づいたら家の玄関にいて
気付いたら制服のまま寝てた
ジョンハンのカトクの通知音でやっと目が覚めた
ずっと教室での光景が頭から離れない
ヌナはソクジン先生が好きなのかな
ソクジン先生は多分ヌナが好きなんだろうな
ずっと。長い間。
でもそんなのは僕も一緒だ。
僕の初恋。長年の片思い。
最初のライバルがあのイケメン教師とか
そんな独り言は薄暗い部屋の中に消えていった
𝐍𝐞𝐱𝐭
♡95↑















編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!