第5話

4話
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2025/08/06 15:43 更新

















神高



屋上



瑞希
──類と連絡が取れてない·····か
·····ああ
えむ
ここで練習した日に·····ちょっと、話をしたんだけど·····それ以来は····
瑞希
····なるほど·····
寧々
連絡が取れないってことはやっぱり、わたし達と話したくないってことだし──
寧々
·····こうやって走り回るのも、きっと類は、望んでいないんだろうな
瑞希
·············
だが、このままじゃ····駄目な気がするんだ
瑞希
····駄目って
このままだと、類が····
どこからも、居なくなってしまうような····そんな気がして、
だから──話したい
瑞希
·····なるほどね
瑞希
難しいね
瑞希
ボクには、司先輩達の背中を押すことも、引き止めることもすべきではないと思う
瑞希
だからこれは····ただの、ボク自身の話
寧々
え·····
瑞希
····ボクには、少し似たような経験があってね
瑞希
もうこれまでだと──離れようとした相手から、強引に壁を突破されたとこが
瑞希
それを迷惑だと思ったこともあったけど·····
結果、今はサークルのみんなと一緒にいる──
瑞希
って考えれば、あの強引さは、ボクにとって必要だったんだなって思った
寧々
そう····なんだ····
瑞希
うん。
その時は、ちょっと不器用だなって思ったけどね
瑞希
ただ、これはあくまでもボクの話。
草薙さん達と類にとっては、また違うかもね
司、えむ、寧々
····················
瑞希
特に──昔の類なら『もう関わらないでくれ』って完全に関わりを断とうとすると思うし
瑞希
本当は──勝手に話すべきことじゃないけど
瑞希
話し相手になってたから分かるけど·····昔の······高1の時の類は、いじめられてたんだ
司、えむ、寧々
え······?
瑞希
あの、最近転校してきた鳴海って人に
え······?鳴海に······
あんなに仲良さそうにしてたのにか·····?
瑞希
うん····そう
えむ
それじゃあ····








えむ
(もし──)
えむ
(類くんが、その時から、ああいう目を向けられてたら····)
えむ
(周りから避けられちゃった、あんな言葉を投げかけられてたら──)
えむ
····どんなに······類くんは·····
瑞希
···············
瑞希
きっと、あの頃の類なら強引に向かっても、きっとどうにもならないと思う
瑞希
だけど·····今は、ボクからは‪”‬分からない”‬ように見える
寧々
え······
瑞希
類は、昔とは全然変わった
瑞希
諦めたように笑うんじゃなくて、屈託なく笑うようになった
司、えむ、寧々
·········!
瑞希
そして······類は、ボクに言っていたんだ
瑞希
一緒に居たいと思えるような仲間を──居場所を見つけられたって
司、えむ、寧々
···············!
瑞希
きっと、類は──
瑞希
みんなといる未来を、望んでいた
···············





············っ
瑞希
その願いが、もう昔のことなのか、今も続いているのかは、ボクには分からない
瑞希
それでも、ボクは······
瑞希
友達として、
類が前向きに生きられる未来を願いたい
瑞希
だから·····司先輩達の勇気と、類への想いを──
瑞希
そしてなにより、類自身が、まだその願いを手放してないことを······ボクは信じたい
あ······
(まだ······終わってないのか······)
(どこかで、まだ、重なってる部分があるなら······)
(このまま······終わりになんてしたくない──!)
(類と、友達でいたいから──!)











主
今回はいい感じだったような···
主
何がいいか知らんけど


𝙉𝙚𝙭𝙩 ︎ ⇝♡+15 ☆+1 💬+2


主
いつも夜中に投稿ですまそんです
主
では、
主
あざしたー



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