第72話

No.30
139
2024/05/15 09:19
結婚式前日。
高鳴る心で私は記念のケーキを作っていた。
もちろん、ゆうくんに感謝の気持ちを伝えるために…。
その時、
如月ゆう
如月ゆう
あなた〜!
大切そうに段ボール箱を抱えてこっちを見てくるゆうくん。
あなた
その段ボール箱って何が入ってるの〜?
スポンジに飾り付けをする手を止める私。
如月ゆう
如月ゆう
この中にねっ!あなたのドレスが入ってるの〜!
如月ゆう
如月ゆう
スタッフの人たちに頼んだんだ〜!!
如月ゆう
如月ゆう
だからさ…着てくれない?
とっさに言われた言葉。
もちろん着てみたい気持ちもある。
だけど…、、私は当日に着ようとしていた。
だって、当日に改めてドレスを着たほうが新鮮さがあるからだ。
あなた
嬉しいけどさ…
あなた
当日に着たいな、
如月ゆう
如月ゆう
え〜、そうなんだ〜、、
残念そうに肩を沈めている。よっぽど着てほしかったんだな、
あなた
お願いっ!当日に改めて来たほうが新鮮でしょ!!
なんとかゆうくんを説得する私。
そしたら、ゆうくんは私に近づいてきて、
如月ゆう
如月ゆう
じゃあ当日に可愛い姿をゆうさんに見せてね?
如月ゆう
如月ゆう
そしたら許してあげる
そう、耳元で言われた。
あなた
(明日は気合入れないとな、!!)
その思いを心の中でしまった私だった。
主
主です!多分次かその後ぐらいに完結予定です!
主
もちろん、続編も書きますからね!!
主
楽しみに待ってくれると嬉しいです!!

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