第7話

srrk 愛玩堕天使
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2026/04/12 06:19 更新
rk side



小さい頃は幸せだった
確かに自分に存在価値があって

そうと思えるくらい愛して貰えて

親と同じ白い羽根と輝く輪を持っていて

毎日愛する幸せや思いやりの素晴らしさを教えて貰えて


毎日は今日の続きで

尽きることのない幸せがずっと与え続けられるって信じてた


妹が生まれた


生まれながらに愛嬌があって

模範的な天使像としてhnはお手本になった


天使にとって髪と眼の色はとても大事なもので

愛を象徴する赤又はそれに類する色が上位存在の証だった

hnは赤い眼に桃色の髪を持って生まれた
対する俺の髪は柔らかいグレージュ

眼の色は深い青


どちらが愛されるかは誰の眼からも明らかだった
天使とは残酷なもので

見た目によって天を追われる者も多い

かくいう俺もその1人で

15の誕生日に天から堕ちた


上手くいけば人間に成れるよ、と仲間は言った

どうかあの人と同じ様に人間に、なんて思いながら

意識を手放した
激しく痛む頭を押さえながら躰を起こす

そのついでと頭上を探る


輪が有る

焦って背中を触る


羽根もある

しかしその羽根は昏く染まっていた
rk
rk
...ひッ、......
絶望と困惑で頭が働かない


周りを見渡すと
おどろおどろしい植物

赤い空


1番来たくなかった魔界だった
sr
sr
ねぇ、君
後ろを振り返る
そこに居たのは紛れもない獣人、

天使を食べることのある生き物だった
rk
rk
..カッッ、ヒュ、、...
あまりの恐怖に情けない音が喉から溢れる
sr
sr
んぉ、大丈夫?
sr
sr
あー、魔界の空気に慣れてないか
sr
sr
落ち着いて落ち着いて~
やだ、怖い、食べられる、怖い
sr
sr
ん~、無理そうだね、、
sr
sr
ごめんね、
そう言って首元を叩かれる


あ、食われるんだ

そう思った時には俺の意識はブラックアウトしていた
srimr side
rk
rk
スゥ.....スゥ..
ぐっすり眠っている堕天使君

ついその場で連れ帰ってしまったけどやっぱり可愛い


堕天使の食べるものとか生活習慣はわからないから友達に聞いてみよう

その友達も数年前に堕天使を保護していた


それにしてもこの子はどんな生活をしてきたのか、


本来魔界まで天使が堕ちる事はない

だからあり得るのは誘拐か身投げ

今回は周りに誰も居なかったから後者のパターンらしい

うっすらと残る目元のくまと赤みが天界での生活を暗示していた
rk
rk
んぅ..
どうやらお目覚めらしい
sr
sr
おはよう、これから宜しくね
いつか満開の笑顔が見れますように、

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