アルカラム一族とエンドとの抗争が終わり、白の邸宅を留守にしていたヴァイスが帰って来ました。
久しぶりに見る兄に、嬉しさが爆発するネグロ。
勢いよく抱き着こうとしましたが……、
ヴァイスが抱えているのは、ピエロのお面をつけた男。
生きているとは思えないほどピクリとも動きません。
しばらく時間が経ち、目が覚めたエンド。
自分が天国でも地獄でもなく、見知らぬ家のソファーに寝ていた事に多少混乱しているようです。
数日後
背後から視線を感じたエンド。
振り向くとそこには、
彼を見つめる、好奇心に溢れたネグロの姿が。
エンドがそう言うと、それは嫌だったのか、壁の後ろから慌てて出てきたネグロ。
そもそも暗くて見えにくかったので、飛び出てきた少女が黒髪だったことに、エンドは驚きを隠せません。
えっへん!
と(ない)胸を張るネグロを、無関心に見るエンド。
年相応の無邪気さを隠そうともしないネグロですが、その奥にある寂しさも隠せていません。
そう言って、ネグロは去っていきました。












編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!