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第1話

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2023/10/14 15:08
私はあなた。
夢はカッコいいミュージシャン?的なのになること!


でも、私には家もお金もない。


あるのは、このギターだけ。


私は、もともと音楽に才能があった。
だから、今、こうして路上ライブをして、お金を集めているのだ。
あなた
はぁ…今日も少ししかお金が入ってない……






あなた
まあ、少しでも入ってるだけましか!
あなた
よぉし!頑張るぞお!!



あの、ちょっといいか?
突然誰かが話しかけてきて、
私は体をビックとさせる。
あなた
は、はいっ!
その人の顔を見ると、見覚えのある顔の人がいた。

青いパーカー
黒い目
特徴的な髪


最近よく、私の演奏を聴きに来てくれる人だった。


最近、ずっと君の演奏を聴いているんだが…
あなた
あ、はい!



よかったら、
俺にギターを教えてくれないか?
あなた
え!?
突然のことに私は驚く。
それもそうだ、

私は前にこの人と一緒にギターを弾きあったことがある。
この人のギターはすごく上手だった。

私が教えることなんて
1つもないはずだ。
あなた
で、でも。
あなたは、ギター充分うまいですよ…?
あなた
私が教えることなんて…
礼もある。
それに、君のギターの弾き方に
俺は興味がある。
その技術を教えてほしいんだ。
あなた
な、なるほど…?
あなた
ち、ちなみに、いつですか…?
あーっと…。今からはどうだ?

あきらかに急だ。
しかも相手は男性。

私も少しくらいは


「 警戒 」


するはずだった……。




あなた
(まあ、何回か話してるし)
あなた
(いい人そうだし……。)


あなた
良いですよ!
今からやりましょう!!
よし!
じゃあ、俺の家でやろうぜ!!
あなた
はいっ!!


普通なら断るべきなんだろうけど、
私はそうはしなかった……。





ここが俺の家だ
少しうるさいかもだけど……
あなた
うるさい…?



ガチャ



あー!お帰り!!
横の子誰だ…?
最近よく話してる、
ギターの子。
あー!あの子ね!!
ようこそ~♪

私は一気に囲まれてしまった。
あなた
あ、…あわわわ……。



てか、少し臭くない…?

私はその言葉にハッとする。

お風呂にずっと入っていない!…と。
もしかして、お風呂入ってない…?
あなた
…お、お恥ずかしながら……
ははっ!そっかww
入ってもいいよ~
あなた
え!?
そうだな、
それからギターしようぜ。
あなた
そ、それもそうですね!
あなた
じゃあ、お風呂お借りします!



あなた
あ、あの…


あなた
パーカーさん達…。
ありがとうございますっ!!
私はニコッと笑いお礼を言った。

名前が分からないので、
とりあえず
「 パーカーさん達 」と私は言った。


うん///
いえいえ~////
///
おぅ…///


お、俺がお風呂の場所まで案内するよ!
緑色のパーカーを着た人はそう言った。

あなた
あ、はい!





あなた
お風呂ありがとうございました~
あなた
あ、パーカーもありがとうございます。

私は緑色のパーカーを着て、リビングへと向かった。

実は緑色のパーカーの人が新しい服を用意してくれたのだ。
まあ、服も充分臭かったから、気を使ってくれたのだろう。


少しぶかぶかだけど…。

おお!ワンピースみたい!!
似合ってるよ!
あなた
そ、そうですね…///
私は少し照れながら、
クルッとその場でまわった。

あなた
新しい服を着るのが久しぶりなので、
とてもうれしいです!!
あなた
あ、あと。お風呂も!!
…家はないのか??
あなた
ないですよ
あなた
ずっと野宿ですっ!!
え?
!?
…!?
??
なるほどな…


あなた
あの、お名前を聞いてもよろしいでしょうか?
もちろん!
ずっと、パーカーさんって言われるのも、
あれだしなww


Edd
Eddだよ!!
Tom
Tom
Matt
Mattです!!
Tord
Tordだ
Edd
君は?
あなた
あなたです!!




a
スミマセン。
今回、なかなかの急展開要素が多かったですね…

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