阿「 今何してたの? 」
『 ん? 』
『 お風呂はいってー、ぼーっとしてたかな 』
阿「 … 」
「 今すぐここ座って? 」
『 え、なんで
阿「 いーから 」
なんでかわかんないけどちょっと真面目なモードの
亮平にソファに座らせられる。
すると亮平は慣れた手つきで私の洗面所から
タオルとドライヤーを持ってきてもう、と言う。
阿「 ちゃんと乾かさないと風邪ひいちゃうでしょ 」
「 まず拭くけど痛かったら言ってね 」
『 あー亮平の気持ちぃー 』
阿「 それはどうも?笑 」
「 あ、ドライヤーするけどあつくなったら
またすぐに言ってね 」
『 んへへ、亮平なんかお母さんみたい笑 』
阿「 お母さんにさせてるの誰ですか 」
『 えー、誰だろ 』
阿「 あなたでしょっ笑 」
そこにはデートをドタキャンされたことを忘れる
くらい楽しくて幸せな時間が流れていた。












編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。