第2話

虚しい
40
2022/04/02 10:01
私はあなた
父は大企業の社長、母は女優
私はそんな両親のもとに生まれた
自分で言うのもなんだけど、私はいわゆる「お嬢様」ってやつだ
そう、私はなんでも持っている
お金も山ほどある
トモダチもよってくる
母に似たのか優れた容姿もある
でも


























何かが足りない
私は今日もそんな気持ちで朝を迎える
リリリ リリリ
枕元の目覚ましがなると同時にドアの外からノックが聞こえた
メイド
メイド
お嬢様 おはようございます
私は息を吐くとメイドに返事をした
(なまえ)
あなた
起きているわ
先に用意をしておいて
メイド
メイド
了解しました
お早めに
メイドはチラリと私の方を見たあとクルリと向きを変え部屋から出て行った
(なまえ)
あなた
虚しい・・・・
私は今日も自然的に願ってしまう
(なまえ)
あなた
みんな死んじゃえばいいのに
お母さま☆
お母さま☆
あなたの名前おはよう
(なまえ)
あなた
おはようございます
お母さま
下に降りるといつものようにお母さまがあいさつをしてくる
いつもは、それで会話は終わり
お母さま☆
お母さま☆
あなたの名前、今日はテストがあるそうですね
でも珍しく今日はお母さまから話題が提供された
(なまえ)
あなた
はい
そうです
お母さま☆
お母さま☆
あなたの名字家の恥にならない点数を取るのですよ
満点以外許されません
それくらいわかっている
お母さまも私が満点以外取らないとはわかっているくせに
(なまえ)
あなた
分かりました
お父様はいない
仕事が忙しいからだ
メイド
メイド
朝食でございます
メイドが朝食を運んでくる
お母さま☆
お母さま☆
ありがとう 下がりなさい
メイド
メイド
失礼しました
(なまえ)
あなた
いただきます
お母さま☆
お母さま☆
・・・
私はローストビーフをトーストの上に置き口に運ぶ
・・・・・おいしい
でも、それさえも私にはなにも響かない
静かな部屋に食器のカチャカチャという音だけが響く
(なまえ)
あなた
・・・ごちそうさまでした
家の門をくぐり、外に出るとリムジンが止まっていた
執事
執事
お嬢様
お乗りください
執事がうやうやしく頭を下げてドアを開く
(なまえ)
あなた
ありがとう
すべるようにリムジンに乗ると音もなく走り出した
(なまえ)
あなた
はぁ・・・
今日も学校へ向かう
私はもう一度願ってしまった












みんな死んじゃえばいいのに
ましゅまろ こんこ
ましゅまろ こんこ
はいっ!どうも~!
ましゅまろこんこだよ!
ましゅまろ こんこ
ましゅまろ こんこ
なんか長くなっちゃった~(∀`*ゞ)テヘッ
ましゅまろ こんこ
ましゅまろ こんこ
次も長いかもしれないけど、読んでね!
ましゅまろ こんこ
ましゅまろ こんこ
それじゃ!
(なまえ)
あなた
ごきげんよう

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