🍆
おんりーの電話を受け、時計を見る。
定時ちょうど。
いつ病院にいったかは分からないが、多分心配かけないように定時まで待って連絡してくれたんだろう。
人生何度目?ってくらいしっかりした弟だ。
残った仕事を片付けて、上司に状況を伝えて会社を出る。
ついでにMENにも連絡する。
電話を切り、病院に向かった。
思ったより落ち着いているおらふくんをみて、ホッとし、書類をかいてナースステーションに向かう。
看護師に部屋に案内される。
なんと無く嫌な予感はしたが、案の定だった。
医師の話によると、おらふくんの検査結果があまり良くないらしい。
これから発作の頻度があがったり、発作の度に体が弱っていく可能性が高い。
そろそろ治療法を考えないとダメ…ということらしい。
部屋を出て、スマホの通帳アプリを開く。
貯金は色々頑張って切り詰めた結果、そこそこ貯まっていた。
新しい治療法も暫く続けれる位はたまってる。
とはいえ、いつまで続くかわからない治療に大学費用、生活費…諸々考えると、やはり心許ない…。
でも、おらふくんの体には変えがたい。
だったら悩むまでもないじゃん。
部屋に戻ると、双子は二人で笑いながら話をしていた。
世界で一番守りたいものに目を細める。
面会時間も終わり、おんりーと二人で帰宅した。
おんりーは何か言いたげだったが、小さく息を吐き言葉を飲み込んだようだった。
…小さい時からしっかりもののおんりー。
今までも大分我慢させることあったのに、俺の心配までしてくれるの、やっぱり優しいわ…
目線を落としながらポツポツ話をする弟の頭をポンとたたく。
まだ何か言いたげなおんりーを宥める。
心配や不安をかけてる申し訳なさと、こんな状況になってる不甲斐なさと…色んな感情が渦巻く。
うん。
こう言う時は…
おらふくんの回復を願いながら二人で飲食店を目指した。
寒い…寒過ぎます…
雪国住みなのですが、1夜にして白銀世界になりました。
毎朝バタバタしてますが、ここに朝晩雪かきというタスクが追加される…嫌な季節です💦
さて、お話はだいぶん空いてしまいました💦
なかなか忙しくて、更新ゆったりめが続く予定…
すみません…
見にきてくださる方、こりずにまた遊びに来てください。












編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。