さぁ、勉強が始まりますよっ!
うん、1つ目からわかんないんだけど、?
あなた)チラッ
チラッっと西村くんの方を見ると、すごい速さでペンを動かしている。
え、ムササビ、?←イケメンをなんだと思ってんだ
西村)わっ、先輩っ…?どうかしました、?/////
あなた)えっ、あ、ごめんっ笑
あまりにもじーっと見ていたから西村くんに驚かれて顔を真っ赤にしている。
保護したい、((
西村)先輩、?手、止まってますよ、?笑
そう言って、西村くんはまるで私ができないことを知っているかのように聞いてきた。
あなた)え、えと……
やば…
西村)ふはっ笑先輩可愛いですねっ笑
あなた)へっ……
もう告白オッケーしちゃおうかな、←物語終わるからやめろ、
コンコン
辰哉)失礼ー、ってあ、ごめんね笑いい雰囲気邪魔しちゃって、笑
え、いい…雰囲気…?
ふと、西村くんを見ると顔をドアップにしていた。
あなた)へっ、/////
私が見ると、西村くんは恥ずかしくなったのかすぐに離れた。
辰哉)あはっ笑いいなぁ青春って、
あなた)せいっ…シュンっ…!?/////
とうとう私達にも青春というものが訪れたのかっ…、!←さぁ、?
西村)もうっ、お兄ちゃんからかうのやめてやっ、
辰哉)ごめん、ごめん笑はい、お菓子
あなた)あ、ありがとうございますっ、
あっ…こんなときになんだけど、せっかくだから東大生、天才兄さんに教えてもらおうかなっ、
あなた)あ、あn…
西村)あ、俺ちょっとお手洗い行ってくるので先輩先食べててくださいっ!
あなた)あっ、うん
あ、言えなかったな笑まぁ、テストなんてどうでもいいわぁっ!←は、?
ガチャッ
西村兄)拓哉ちゃんと勉強してんのかなぁ、笑
そう笑いながら、西村くんのノートをチラ見し、私の隣に座った。
辰哉)拓哉は相変わらず字、汚いな笑それに比べて、あなたちゃんは字、めっちゃ綺麗やな笑
あなた)いえ笑そんなことないですよ笑
辰哉)あっそうや。さっきなんか言おうとしてた、?
あなた)あ、はい、笑あの、お兄さんに問題教えてもらいたくて、笑
あなた)西村くんも頭いいけど、私とは学年が違うから分からないかなって
辰哉)そんなことだったんや笑全然ええでっ、どこどこ?
え、この人ちょー神なんですけど、
あなた)ここですっ…
そして、お兄さんさんと肩がぶつかるほどの距離にいた。
あなた)っ……
西村)………
西村くんが見てるともわからずに、私は夢中で勉強を聞いた。
いや、西村くんこっわ、
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。