前の話
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※夢に出てきたことを書いております。
その為場面は度々変わります※
⚠️小説等に厳しい(?)人は勧めません。⚠️
‼️あくまでも夢日記等の自己満です‼️
苦手な方は ↩️等…
特に、 地雷等無い優しい方
最後まで見てください🥺
以前の夢小説とは異なり書き方変えます!!
白い壁の向こうから、粘つく液体が降ってきた。
シャンプーのような匂いのするそれは、天井のない風景の中で、私と妹の頭上を濡らした。
妹は私の手を握りながらシャワーの下に立っていた。
「…なんか変じゃない?」
妹が言った瞬間私たちはなぜかスマホを手にした。
画面には崩れたYahooのページが表示された。
文字は形が歪んでいた。
それでも、それでも諦めずに静かに30秒くらい見続けていると静かに整って地図へと変わった。
そこには転々と名前が表示されていた。
『雪見』
私たちがいる旅館のすぐ近くに家として表示されていたのが各場所に5つ書かれていた。
それ以外の家も建物も、何ひとつ表示されていない。
ただ、雪見さんだけは表示されていた。
違和感に胸がざわついた私は部屋にいた母を夢中で探し先程の地図が表示されているスマホを見せた。
母は少し驚き妙にあっさりして言った。
『
あぁ雪見さんね
』と。
その場には何故か教科担当の先生と祖母がいた。
生物、物理、地理、体育、現国、英コミ、言文…。
そして、情報の先生こと、「鈴木先生」もいた。
誰もが顔見知りで、
でも、誰もが少し現実とは違う空気を纏っていた。
旅館の空気は濃くてぬるく少し眠気を誘う。
けれど私はそのとき「雪見」という名前にどうしても惹かれていた。
だから私たちは、行った。
母や先生達には内緒で、妹と一緒に“雪見”という名前が表示された場所へ。
その家は普通の家じゃなかった。
家というよりは「入り口」だったのかもしれない。
床にはぽっかりと穴が開いていて、その下に広がる空間は、地下よりも何かが違う。
誰にも知られたくない秘密の部屋のようだった。
私は上からロープを垂らされていたのを握りながら、下を覗いた。
そこにいたのが、雪見らしき人物だった。
白髪に黒が少し混ざった髪。
太った体型。白い服。見たこともない男の人。
だけど、なぜか少し懐かしい気もする。
妹は私の隣に確かに立っていた。
だけどその場面を最後に彼女の姿は夢からふっと消えてしまった。
私はロープを握ったまま、下りなかった。
ただ、そこにいる“雪見”を見ていた。
いつもKYと言われる私でもわかるこれは
「何を見てるのか分からないけど大事なものなんだ」
そう思ってた。
その後、旅館の出発準備。私だけが遅れていた。
どうしても時間に間に合わずみんなが先に車で出発してしまう。
私は慌てて母に連絡した。でも母はフル無視。
この会話を聞いて周りは可哀想に思ったのか
「今○○にいるから、そこに来てねー」と言う。
あのいつも依怙贔屓が激しく周りの生徒から嫌われているあの現国の先生が優しい口調で私に話しかけた。
夢の中の先生たちはみんな少しだけ優しかった。
そして私は結局準備が遅くなってしまい旅館から出て急な坂道を歩いていると商店街に来た。
急いでるのに、待たせているのに私はあるお店を見つけたのだ。そのお店を見ると自分の大好きなアイドルたちの缶バッジが置いてあった。
私は自分勝手な気持ちをどうしても抑えきれずに
「推しの缶バあるから早く来て!」と叫んだ。
それが何を意味していたのかは分からない。
でもそのときの私は、必死だった。
そしてやっと周りの人と合流出来た私は祖母に今何人いるのかを尋ねられて答える。
「えっと、教科の先生が9人と祖母と私、妹、お母さんを入れて…」
何故だか「副担任や補助の先生もいたらもっと多いな」
そんな余計なことも考えてしまう。
そんなことを口にしながら、私は密かに、ある一人の先生を意識していた。
情報の先生——鈴木先生。
旅館の階段を降りようとしたとき、ちょうど鈴木先生も降りるところだった。無言だった。
そうずっと無言。全体の場で話しかけられたら合図値を打ちながら静かに聞く。
ただ、周りは話しかけようとしないし鈴木先生もしない。
いつもは目が合うのにこの日は一度も目を合わせることはこともなかった。それどころか言葉を交わすこともなかった。
だけどその“同じタイミング”だけが心に残った。
「私と同じタイミングで階段を降りるなんて」
それがただの偶然なのか。それとも意図があったのか。
そんなことは、どうでもよかった。
一緒に出かけれているのに“旅行先”でさえ、私は鈴木先生と話せなかった。
でも、自意識過剰なんかではなく確かに先生は私を意識していた。
でもこんな様な出来事私はいつしか夢で見た気がする。
そこは教室だった。私は教科担当でも担任でもない鈴木先生がなぜか教室に現れたのを覚えている。
私はこの後担任の先生の授業だと思ってトイレからゆっくり出て教室に戻ろうとしたらあの人がどこからともなくやってきて、生徒たちに「名簿順に座ってください」と言った。
そして先生は当然と言った。
「今日は目が見えない人の体験をします。」
教室の空気が静まって皆が訳も分からないような、戸惑いを隠せない表情で私もなんだか少し緊張していた。
そのときも結局先生とは話さなかった。
ただ、“そういう人”として、夢の中に存在していた。
その時を含めて夢はいつも不思議で曖昧で意味のないようで意味がある。
私は現実よりもより夢の中の先生をよく思い出すことがある。
言葉を交わせなくても、近くにいてくれる。
話さなくても同じタイミングで動いてくれる。
好き(Love)では無いのにそれだけで少し救われる。
何故だろう。
夢の中で鈴木先生は、たぶんいつだって冷静、でも周りを1番よく見ていてだけど私の“近く”にいる。
[完]












編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!