西のヘタレだからでしょう
好きと言われた瞬間思考停止の為身体ごと固まりますが貴方が心配そうに「敦は…?」と声を掛ければ直ぐに戻って来て僕も好きだ、と言ってくれます
淡々と恥ずかしい事が云えて仕舞いますこの人
でももちろん本心。貴方から好きと言ってもらえて大分嬉しい様で、ほら、口元が明らかに緩んでますよ
今更何?とでも云いたそうな表情で此方を見て来ます
愛情表現の一部でしょうが!!と貴方がそんな顔をしていれば新緑の瞳を覗かせ、
「あはは、御免御免、冗談、僕も大好きだよ」
としれっと云ってきます。罪な男ですよ全く!!!
案外余裕がありそうに見えて無い人です
不意打ちな愛情表現に驚きを隠せず最初はひたすらに焦って戸惑ってますが状況を整理すれば「俺も」と伝えてくれます。
身長に相まって可愛らしい恋人ですね。
恋人にすら容赦の無い言葉を振り掛けてきます。
その上、上から威圧的なオーラを放って……
ちゃんと自分の想いが伝わったのかと心配しながらも仕方無く仕事に戻る貴方。
安心して下さい、彼の耳、真っ赤ですよ。
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。