第3話

真実が一つ
931
2025/03/27 02:54 更新
プロローグの続き
江戸川乱歩
何で僕のこと嫌いなの!?
you
…は?
何言ッてんだ、こいつ。

馬鹿か。

よし…わからねェのなら直接言ッてやる!
you
日頃の行いを振り返ッてみろ!
you
この
you
馬鹿探偵!!!
you
ゲホッゲホッ
江戸川乱歩
なっ
~日頃の行い~
江戸川乱歩
うるさい
江戸川乱歩
黙って
江戸川乱歩
馬鹿なの?
江戸川乱歩
話しかけないで
江戸川乱歩
どっか行って
江戸川乱歩
…
you
毎度毎度、顔あわせる度に悪口言いやがッて…
you
僕が何したッていうンだよ!
江戸川乱歩
ッあなた
名探偵がこちらに手を伸ばしてくるが振り払う。
you
もういい
you
ボクが嫌いなら、二度と話しかけンな
そう吐き捨てて、ボクは探偵社のドアを乱暴に開けた。
江戸川乱歩
ちょっ何処行くの!?
you
アンタにゃ関係ねェだろ!!!
そう言って乱暴にドアを閉めた。
you
異能力
you
嘔吐感情花被性疾患、効果『重力操作』
ボクの異能は様々な効果をまとッた花を出す力。

他の異能力者の異能をまとッた花を出すこともできる。

だから、どこかの素敵な帽子をかぶッた黒くてちッちゃい人の異能力をまとッた花を出すなンてお茶の子さいさい。
you
チッ
ボクは舌打ちをして、空を飛ンで行ッた。
探偵社
あなたが出て行った探偵社は、先ほどの大声のおかげでしんと静まり返っていた。
ナオミ
あなたさん…出て行ってしまわれましたわね
当事者である名探偵は、
江戸川乱歩
( ̄ロ ̄lll)ガーン
呆れるほどしょげかえっていた。
与謝野晶子
全く…
ナオミ
あっ、与謝野さん!
ナオミ
聞いていたんですの?
与謝野晶子
当り前さね
与謝野晶子
あんな大声張り上げられたら誰だって何事かと思うものさ
ナオミ
確かに、あんなにあなたさんが大声出すなんて珍しいですわね
与謝野晶子
それだけイラついてたんだろうさ
与謝野晶子
全く…もうちょっと素直になって仲よくしたらどうなんだい?
与謝野晶子
乱歩さん
江戸川乱歩
分かってるよ…
江戸川乱歩
でもさぁ…
江戸川乱歩
あなたが、あなたが可愛すぎて…
名探偵は真っ赤になって黙り込む。

実はこの名探偵、あなたが入社当時からずっとあなたのことがずっと好きだったのである。

だが、自分の気持ちに素直になれず照れ隠しにあなたへ悪口をずっと言っていたのだった。

つまり、彼はツンデレである。
与謝野晶子
おやおや
ナオミ
本当、大好きですわねぇあなたのこと
ニヤニヤしながら黙り込む名探偵を揶揄う二人。
江戸川乱歩
う、うるさいな!
与謝野晶子
おや、元気になったようだね
江戸川乱歩
え?
与謝野晶子
さっきはあんなにしょんぼりしてたのに
江戸川乱歩
う゛
与謝野晶子
ほらほら早くあなたんとこ謝りに行きな
与謝野晶子
今度こそ、素直になってきなよ
ナオミ
善は急げ、ですわ!
江戸川乱歩
え、あ、うん
初めは戸惑っていた名探偵だったが、徐々に決意を固めた顔になってきた。
江戸川乱歩
分かった!
江戸川乱歩
行ってくるね!
そういって名探偵は勢いよく駆け出して行った。
そのころ、あなたは…
you
はぁぁあぁぁぁあ(クソデカ溜息)
you
何であンなこと言ッちゃッたンだろ…
自己嫌悪に陥っていたのである。

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