プロローグの続き
何言ッてんだ、こいつ。
馬鹿か。
よし…わからねェのなら直接言ッてやる!
~日頃の行い~
名探偵がこちらに手を伸ばしてくるが振り払う。
そう吐き捨てて、ボクは探偵社のドアを乱暴に開けた。
そう言って乱暴にドアを閉めた。
ボクの異能は様々な効果をまとッた花を出す力。
他の異能力者の異能をまとッた花を出すこともできる。
だから、どこかの素敵な帽子をかぶッた黒くてちッちゃい人の異能力をまとッた花を出すなンてお茶の子さいさい。
ボクは舌打ちをして、空を飛ンで行ッた。
探偵社
あなたが出て行った探偵社は、先ほどの大声のおかげでしんと静まり返っていた。
当事者である名探偵は、
呆れるほどしょげかえっていた。
名探偵は真っ赤になって黙り込む。
実はこの名探偵、あなたが入社当時からずっとあなたのことがずっと好きだったのである。
だが、自分の気持ちに素直になれず照れ隠しにあなたへ悪口をずっと言っていたのだった。
つまり、彼はツンデレである。
ニヤニヤしながら黙り込む名探偵を揶揄う二人。
初めは戸惑っていた名探偵だったが、徐々に決意を固めた顔になってきた。
そういって名探偵は勢いよく駆け出して行った。
そのころ、あなたは…
自己嫌悪に陥っていたのである。












編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!