第2話

255

2023/09/19 06:24

Matt

はい！どうぞ～

しばらくして……。
Mattさんは、私が注文したものを持ってきてくれた。

あなた

ありがとうございます。

すると、Mattさんは私の隣に座った。
いつもなら、キッチンにすぐ戻っていくはずなのに。

あなた

キッチンに戻らないんですか？

Matt

まあね～。

Matt

今日は人手が足りてるから、
君と話そうかな～って思ってさ。

あなた

なるほど

それから私はMattさんと
最近のこととか、
趣味についてとか、
いろいろ話した。


Mattさんがルームシェアをしているという話も聞いた。

あなた

ルームシェアか……。
うらやましいなぁ～

Matt

でしょ？

あなた

あれ？声に出てました？

Matt

声に出てたよw

あなた

お恥ずかしい……。

Matt

そんなことないって～

あなた

私もやってみたいな～…ルームシェア。
なんちゃってw。

Matt

じゃあ、一緒に住む？

あなた

……え？

Matt

みんながどう思うかは、
わからないけど……

あなた

え、でも迷惑をかけてしまうかもしれないので…

Matt

まあ、考えといてよ！

あなた

わかりました。
考えときます！

あなた

ありがとう！！

Matt

…う、うん！

あなた

（あれ？Mattさんの顔が少し赤いような…？）

あなた

（まあ、気のせいか！）

Matt

あ！そうそう！！
今度さ、一緒にお出かけしない？

あなた

え！？良いんですか！！

Matt

もちろん♪

あなた

しましょう！お出かけ！！

Matt

じゃあ、決まりだね！！

Matt

日程とか決めなきゃいけないから、
メール…交換してもいい……？

あなた

もちろんです！！

Matt

よし！
これでOKだね。

Matt

あ、やばい！

Matt

ごめん！
そろそろ僕、戻るね！！

あなた

じゃあ、私もそろそろ帰りますね。

Matt

わかった！
気を付けて帰るんだよ～

あなた

はーい！



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Matt達の家

Matt

ただいまー

Edd

あ、Mattお帰り～

Tom

飯、できてるぞ

Matt

OK!

Tord

…お前
なんかいつもより、気分良くないか？

Matt

…そう？

Edd

うん

Tom

たしかに

Tord

あぁ

Tom

なにか良いことでもあったのか？

Matt

うん！！

Edd

即答ww

Edd

で、なにがあったの？

Matt

最近、Edd達に話してるお客さんいるじゃん

Tord

あー。最近毎日のようにカフェに来てる女性客のことか？

Matt

そうそう！

Matt

実は、その子とメール交換して、今度一緒にお出かけすることになったんだ！

Tom

おお、すげぇな。

Matt

でしょ！

Tord

なあ、出かけるとき、俺も連れてってくれないか？

Matt

…え？なんで？

Tord

Mattじゃ、ちょっと心配だ。

Tom

いや、ただ女性客に会ってみたいだけだろ。
この変態野郎。

Tord

……うっ

Edd

図星じゃんww

Edd

でも、僕もどんな子なのか気になるな～

Tom

まあ、俺も少しは気になる

Matt

じゃあ、今、電話してみるね～

Tord

もちろん、スピーカーありだぞ




プルプルプル　プルプル…



あなた「どうしました？」

Matt

えっと、今度一緒にでかける日さ、
一緒にルームシェアしてる人達も連れてって良いかな？



あなた「もちろん！良いですよ～♪」

Matt

OK!ありがとう！！


あなた「あ、あの…。」

Matt

？



あなた「ルームシェアの件ですけど。
　　　　　もし良ければ、私もMattさんと
　　　　　ルームシェアしてみたいです…。」

Matt

本当！？

あなた「はい！」

Matt

じゃあ、今度出かけるときに、ルームシェアしてる人達も来るから、
その時にいろいろ考えよう！！


あなた「わかりました！
　　　　　それでは、失礼します。」



プツッ


ツーツーツー……

Edd

すごく、しっかりした子じゃん

Matt

でしょ～♪

Tom

てか、ここに住みたいって本当か…？

Matt

うん！

Matt

ルームシェアしてるって言ったら、
うらやましがってたから、
一緒に住む？って言ったんだ～

Tord

よっしゃああああああああ！！！！！

Tom

うるさ…。

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第3話 3

コンテスト受賞作品

グランプリ

好きになるのはキミ限定【完結】

なぁな

編集部コメント

主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした！<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。