ヨッシーside
あなたちゃんが森の中に入っていってしまった。
………追いかけなきゃ!
そんなことが聞こえてきた。
僕は彼女たちが優しいって思っていた。でも………
それは勘違いだったみたい。
あなたちゃんは僕の大切な友だちなのに、彼女たちは、嫉妬して…
その嫉妬心だけであなたちゃんを傷つけた。
本当に堪忍袋の緒が切れそうだった。
そして……その怒りが頂点に達した。
そう彼女たちに言った。
そう言って彼女たちは目をそらしていた。
本当に彼女たちは自分の嫉妬心だけで行動したんだなって
もう彼女たちのことは
…………嫌いだ
そう言って僕の足を掴んでくる
はぁ~本当にうっとうしいな
と言いかけたとき彼女たちに足を掴まれていた
彼女たちはギャンギャンと泣き叫ぶ。
本当にうるさい。
やめてほしい。
そう言ってマリオとルイージが僕の足を掴んでいる手を離させ始めた。
……なんで?僕じゃなくても…
そう思って聞いてみた。
なんとなく!?
よくわからないけどあなたちゃんを助けに行けるなら…
さぁ急ごう!あなたちゃんのことも任せられちゃったし、
早くあなたちゃんを見つけなきゃ!
待っててよ!あなたちゃん!
一方その頃…あなたちゃんはと言うと………?
私はさっきまで今走れる全力で森を走っていた。
でももう走りすぎて息も上がっちゃってるし、疲れたしでもう走れない。
とりあえず地面に座り込んだ。
私はさっきヨッシーを押してしまった。
ずっとずっと後悔してるけどもう遅い。
時間はもう巻き戻すことはできない。
きっともっと前よりもマリオ達に、嫌われた。
もう何が何だかわからない誰か……助けて
そんな事を考えていて気づかなかったけど、目の前に崖があった。
ここから落ちればマリオ達から、忘れられるじゃん…
ハハ…最高じゃん
そう思って崖へ向かう。
もう彼らと一緒にいると本当に心が締め付けられているみたいに痛い
もうそれは辛い…苦しい…だからもう私が○んだらすべてが…解決するんだ
早く…早く○ななきゃ
〜to be continued〜
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!