私はころんくんと楽しく会話をしながら帰っていた
その時、
あきらかにチンピラだった。
ころんくんには目もくれず、私に話しかけてくる
なにこいつ、気持ち悪い...
私は今誰からどう見ても地味子なの!
ころんくんはずっと黙っているようだった
男が私に触れようとしたとき、
一瞬何が起きたのか分からなかった。
瞬きする間にチンピラは吹っ飛んでいて、
私の前に立ったころんくんは笑って言った
そう言ってころんくんが取り出したものは
お父さんやその部下などが持っている
銃だった
さっきとは笑い方が違う。
この人の命の軽さ、
笑い方、
青髪、
すぐにわかった。
この人は埼玉県の青島組若頭、青島ころんなのだと。
そして、次期総帥の座を狙っているのだと。
あぁ、やっぱり...。
私には
''次期総帥の妻''
という価値しかないのか。
運命の結婚なんて、バカみたい。
私が黙っていると、
ころんくんは何かに気付いたように言った
私は言う通りにした。
だって私にも見えたから。
遠くから向かってくる銃弾が。
その銃弾の方を見てみると
知らない人物がいた
それを見たころんくんはため息をつきながら言った。
この二人も婚約候補の...?!
そんなころんくんに二人は笑って言った
私は思いっきり訴えたつもりなのに、
ころんくんは笑っていった
もういい...
私は変装を解いた。
自分の顔に自信があるわけではない。
むしろ、自信なんて無い。
けど、地味子は演じだってことくらい分かってもらわないと気がすまない。
私は三人をじっと見つめた
すると三人はポカンとしていて
そ、そんなに驚く?
...ちょっと自信無くなってきたんですけど!?((
最初に沈黙を解いたのは、ころんくんだった
さっきまで暴言を浴びせてきたくせに、
今は目をキラキラさせて近寄ってくる
な、何を言ってるのこの人たち!?!?
やっぱ権力と顔しか眼中にないんだ
男って最っ低!
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編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!