あなたside
これは私のジャニーズ人生9年の物語である。
仲間と別れ新たな大切な仲間と出会った。
そして夢を叶えた。私の、、
僕らの筆跡
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2013年
海「え、なんで?嫌だよ!!俺やりたくない」
『お兄?どうしたの?』
海「あなた、、なんでもないよ」
ある日お母さんとお兄が喧嘩してたんだ。
当時小学生の私には何が何だか分からなかった。
でもお兄が必死に反対してるのだけはわかった。
海「嫌だ!!俺は、俺は、、ジャニーズなんかに入らない!!!!」
母「海人、ダンスのお金は誰が払ってるの?」
海「!?そんなの、、そんなの卑怯だよ。」
母「ジャニーズに入ればみんなにあなたのダンスを見てもらえる。ね?オーディションだけでも行こ?」
海「、、、わかったよ。」
多分これが私もお兄も始まりだったんじゃないかな?
私たちは子供の頃からダンスをやっていた。
お兄は全国大会まで出ていて優勝していたから昔からずっとダンスの先生になるんだって私に教えてくれていた。
海「なんで、、なんでだよ。泣」
『お兄、?』
海「あなた、、俺、先生になれんみたい笑」
『!、、まだ決まったわけじゃないよ。大丈夫、、先生になれるよ。』
それからすぐだった。お兄がジャニーズに入ったのは。
海「お母さん!!もうやだよ。辞めたいよ。」
海「お願い!辞めさせて!!」
海「早く辞めたいよ!!」
毎日海人が辞めたいと言ってた。
ジャニーズは輝くことが出来たら幸せ。
でも
輝くことが出来なければ苦痛なんだ。
海「あなた!俺と一緒に事務所来ない?」
『えなんで私が?』
海「ジンと玄さんが会いたがってたから!」
これが私の人生が180度変わった瞬間だった。
ジャニーズ事務所
、、、待って、迷子になったんだけど💦
?「君は、、、彼女をこの事務所に入れたい。」
ス「あの、、君迷子?」
『あ、はい。髙橋海人の妹なんですが、、』
海「あ、あなた!!ここにいたー!こんにちは!」
ス「海人の妹か!こんにちは!僕はジャニーさんの秘書のものです。」
『秘書さん。ジャニーさんって誰?』
海「ここの社長さん!!すごい人なんだよ!」
「へぇ、すごい人の秘書さんがなんで?」
秘「君さ、、ジャニーズに入らない?」
『え、私がジャニーズ、?』
当時のジャニーズはもちろん男子onlyの事務所。
女子が入れるわけもないと思っていた。
『ジャニーズって女子は入れないんじゃ、、』
秘「うんそうだったんだけどね?ジャニーさんが君を入れたいんだって」
『え、ジャニーさんが?』
海「あなた!俺と一緒にジャニーズやろ?絶対楽しいから!!」
絶対楽しい
そんなの嘘だ。だってお兄は毎日帰ってきたら辞めたいって泣いていたじゃないか
当時の私はそんな思いが過ったがお兄にゴリ押しされ結局そのまま入ることに
これが私のジャニーズ人生のスタートだった
そっからがもー大変よ!
モブ「えあいつ女じゃん」
モブ「なんで女がここに?」
とか色々言われ挙句に
「なに、これ」
〖女はジャニーズにいらない〗
〖早く辞めろ、ジャニーズからいなくなれ〗
毎日毎日悪口の書いた紙がロッカーや靴箱、レッスン着入れに入れられていた
海「あなた?樹くん達が呼んでたよ?」
『あ、うん。』
私を素直に受け入れてくれたのは玄さんジン岸くんの他に現SixTONES現SnowManの2グループだけだった
元々ダンスをやっていたからそのせいで人よりも基礎がちゃんとしていてすぐに曲練に入れた
だからだろう。もっといじめがエスカレートしてったのは。
辞めようかな
ジャニーズにいては行けないんだ。
そう思った時、
海「お前らふざけたことしてんじゃねぇよ」
神「あなた狙ったってことは相当の覚悟があるってことだよね?」
玄「お前らがジャニーズからいなくなれよ」
樹「陰口叩いてる暇があんならダンスの練習でもしてれば?」
北「そうそう。あんたら下手だからね」
京「北斗言い過ぎ爆笑」
岸「あなたに近づくな。」
みんなが助けてくれた。支えてくれた。
気づいたらいじめが無くなって周りのJrも私のことを認めてくれた。
それが何よりも嬉しかった
その時だったかな?あの2人がこっちに来たのは
モブ「おい、知ってるか?関西でトップ張ってた永瀬と平野がこっちに来たって」
モブ2「がち?ますます出番無くなるじゃん」
あの時はまるでなんも関係ないって感じしてたのになー、、あんなことになるなんて思ってなかったよ
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次回 永瀬、平野、髙橋、髙橋 Mr.KING結成
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。