第4話

合格発表と推しとの対面
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2024/04/11 13:12
背景学校だけどここは家だよ?家。ね?((圧

スマホを前にして、鏡花と2人で、音が鳴るのを待つ。

プルルルルップルルルルッ

となった瞬間、私はすぐさまスマホを持ち上げた。
あなた
も、もしもし
泉鏡花
あなた
はい!はい、
あなた
あ、はい、、
あなた
ありがとうございます、はい((ピッ
ゆっくりと、スマホを置く。
泉鏡花
、、どうだった?
あなた
鏡花、、















私は、勢いよく鏡花に抱きついた。
あなた
合格したよぉ!
泉鏡花
ッやったね!姉さん
あなた
うん!鏡花のおかげ!
そう云って笑うと、鏡花は首を振った。
泉鏡花
違う、姉さんの実力
あなた
鏡花がいたから実力出せたの!
あなた
ありがと〜!
泉鏡花
、、どういたしまして//
あなた
うん!これから頑張るね!
〜学校〜
あなた
という訳でさ〜
谷崎ナオミ
まぁ!凄いですわ!
谷崎ナオミ
あの事務所の面接に受かるなんて!
あなた
えへへ〜//それほどでも、、
一緒に話しているのは、同級生のナオミちゃん!
こちらも美人〜一緒にいていいのかなって思えてくる。
学校に入学した時、一番最初に話しかけてくれたのがナオミちゃんで、一番の親友!
ちなみにナオミちゃんにはお兄ちゃんがいて、一緒に配信者らしき活動をしているらしい。
ただ、ナオミちゃんがお兄ちゃんを攻めすぎて、一度炎上したとか、、。
いわゆる、ブラコン、、なのかもしれん。
谷崎ナオミ
それで、なんの仕事をそこでなさるの?
あなた
いやぁ、まだわかんなくてさ
あなた
今日その事務所に行って、説明受ける感じ
谷崎ナオミ
でしたら、今日の放課後は楽しみですわね!
あなた
うん!
あなた
あ、次移動教室だ!
谷崎ナオミ
あら、急がなくては
放課後〜
谷崎ナオミ
では!楽しんできてくださいね〜
あなた
うん!またね〜
ナオミちゃんに手を振って、帰ろうと昇降口を出た時、
あなた
、、、なんか身軽
あなた
、、、、、、?











あなた
体操服忘れたぁぁぁ!!
そうだ、体操服入れた鞄教室に置いてきちゃったんだ、、。
あなた
なるほどね、だから身軽なのか!
あなた
ていってる場合か!やばいやばい戻んなきゃ
上靴を脱いで、急いで教室まで走る。
教室の扉を開けて、自分の机を見る。
やっぱり、横にかかってる鞄があった。
あなた
定期的に置いてくんだから、私、、
あなた
、、、ん?
視界の隅に、茶色い教室の背景とはあっていない、オレンジ色を見つけた。
そっちに視線を向けると、1人の男子生徒が机に突っ伏して寝ている。
端っこの窓側の席、オレンジ色の髪、
あなた
(中也くんが寝とるッッッ!?!?!?)
間違いなく、そこで寝ていたのは、超大人気高校生アイドルグループ双黒の1人、中原中也くんだった。
あなた
(や、やばい、なんでいんの?なんで寝とんの?え、放課後の教室で寝てるとか、可愛い、、じゃなくて、え、起こしたほうがいいかな?でも、めっちゃ気持ちよさそうに寝てるんですけど?これ起こせる人いなくね?あぁでもこのまま起こさなかったら後で見回りの先生に怒られるかもしんない、、という訳で中也くんのためを思うと起こしたほうがいいのか?いやしかしこの眠り姫を起こしに行くのは普通王子様の役目、すなわち太宰さんでは?私は起こせない召使なんだからさ、けど、その王子様がいない今、代わりに起こすのが召使の役目?)
※間0.1秒
あなた
、、、、、。
あなた
起こす、か、、
ゆっくりと、でも何気なく、中也くんの寝ている席に近づく。
ここで一つ言わせてもらおう。
私は初対面の人と話すのが苦手だ。特に同い年。

普通の同級生に声をかけるだけでも、心拍数が100超えてるんじゃない?ってぐらいドキドキする。
そして、今から声をかけるのはアイドルで自分の推し。
故に、
声をかけるのに、一分はかかった☆
あなた
(いやかかりすぎだろ)
あなた
ていうのは置いといて、
中原中也
スーッ スーッ 、、
あなた
えっと、、
あなた
ち、中也くん?//
中原中也
スーッ スーッ、、
あなた
、、中也くん!//
少し強めに名前を呼ぶ。
やばぁい、今心臓きっと破裂寸前。
中原中也
んぅ、、
あなた
あ、(起きた?)
中原中也
ん"んッ、、あ"〜、、
目を閉じたまま、ゆっくりと起き上がって、大きく伸びをする。
そして、目を開けて、その視界に私を映した。
中原中也
えっと、今、俺のこと呼んだか?
あなた
え、あぁうん!//
やばい、会話するの初めてなんだけど、、!?
中原中也
そうか、、あー、放課後だから
中原中也
ありがとな、起こしてくれて
あなた
(ほわぁ、、キラキラした笑顔〜、、//)
あなた
(もうここまでくると逆に冷静なってきたよ)
あなた
いや、自分はそんな大層なことしてない、から
あなた
(やばい、自分が何云ってるのかわかんなくなってきた)
中原中也
手前、太宰見なかったか?
あなた
え、だ、太宰くん?
中原中也
そ、見てねぇか?
あなた
みてない、けど、、
中原中也
そうか、、
中原中也
太宰の野郎、置いて行きやがってッ
えー、なになに一緒に帰ってる系?
さすが仲良しコンビ〜推せる、、
というか、野郎なんて使うんだ、2人の仲で使ったことないような、、
まいっか!
太宰治
ちゅうやぁぁ!
中原中也
あ、太宰!
あなた
(どわぁぁぁ!?太宰さんきたぁぁ!?!?!?)
やばい動揺しすぎてさん付けしちゃった
まって流石に双黒2人は心が保たん。逃げるか
あなた
で、では!私はこれで!
中原中也
あッおい!
何故に呼び止める?でもごめんなさい私止まれない!
命に関わる気がするッ
急いで教室を出て、私は家まで全速力で帰った。
主!!
あは、長くなっちゃった
主!!
スクロールおつかれぇい
主!!
そしてやっと登場!
太宰治
よろしく〜
中原中也
よろしくな
主!!
ちなみにプロフィール見ると2人のバレンタインチョコの数が見れます(主の勝手な想像)
主!!
男性陣は全員プロフィール文に書いてあるから、興味があったら見てみてね〜
主!!
それでは、また次回!

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