土曜のお昼晴から電話がかかって来た
そして電話は切れた
ほんとに晴と付き合ったんだ。
私の正体バレないといいんだけどねぇ
まさか殺人鬼に好かれるなんて誰が予想したんだ
誰もしないでしょう
私は今正直晴のことは好きでは無い
この先好きになることなんてあるだろうか
多分ないだろう。
晴に血なまぐさいとか言ってるけど
私も人のこと言えないんだよな
俺本当にあなたの下の名前と付き合ったんだ
まさか殺人鬼の俺を受け入れてくれるなんて思わなかったな
俺が殺人鬼だってこと言いふらしたりしないかな
あいつ可愛いから殺るのは勿体ない
あなたの下の名前に言われた通り普段着ないパーカーを出した
明日の支度をした。
【翌朝】
俺は昨日用意した服を着て、軽く髪をセットした。
こんなにワクワクしたのはいつぶりだろうか
朝食を済ませ待ち合わせの時間までソトをぶらついてた。
髪を巻きながら呟いた
念のためいつもより可愛くメイクをしてオシャレをした。
本当にあんな人連れて行って大丈夫なのか
不安に思った
時間になるまで本を読んだりテレビを見て過ごした














編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。