第31話

30
3,544
2025/06/08 09:20 更新








… あと1匹



今の時刻は深夜3時、 …ホテルのチェックアウトは10時

まぁ間に合う









七海健人
ふぅ …







あなたの電話を糧に、4時間ほどで今回の出張任務の呪霊を払っていた



虎杖くんを起こすことはしなかった


私情で彼を起こすのは間違えていると判断したから









七海健人
最後 …








最後の1匹を祓った


これで今回の任務は終わった




つまり、明日には帰れる























虎杖悠仁
…   えぇ !?
今回の任務終わらしたの !!?

虎杖悠仁
ナナミン1人で ??
七海健人
はい








睡眠時間は約5時間


それぐらい寝られれば十分だ



帰りの新幹線で報告書を作成して、少し仮眠を取ればいい








虎杖悠仁
起こしてくれたら俺も行ったのに
七海健人
…  いえ、終わらした理由は私情ですので


七海健人
もう帰りの新幹線はとってあります
虎杖悠仁
準備良 …







もう帰ることができるのだ、と





もう愛おしい彼女に出会えるのだ、と



そう思うと頬が緩んで仕方がなかった

















五条悟
傑ー
七海今日中に帰るらしいよ

夏油傑
は、 …?
いや、出張は一週間 …え ?






動揺しすぎだろ









五条悟
僕もびっくりしてるよ
朝起きたら夜中にこんなメッセージ来てたんだから






傑にスマホのメッセージ画面を見せた









夏油傑
「 任務終わりました。今日帰ります。 」 …



夏油傑
はぁ …

五条悟
とうとう欲隠さなくなったねぇ …







寝室に向かうと、あなたはまだ寝ていた



そりゃそうだ、まだ朝の7時


病人が起きるには早すぎる









夏油傑
はぁ …あなた、七海が帰ってくるらしいよ

夏油傑
私まだいてもいいかなぁ …?







返事なんて返ってくるはずがないのに





あなたの右手は、傑の手を優しく握っていた







プリ小説オーディオドラマ