次の日
廉が私の家に来てくれた。
廉「おはよう!」
「お、おはよう…彼女は?」
廉「別れた。」
「え?」
廉「体育祭の時に俺あかねに聞いたでしょ?付き合っていい?って」
そう、廉は体育祭の時に聞いた理由それはあかねが1番だったからだ。
「けど、彼女さん可哀想…」
廉「大丈夫だよ!」
「けど。なんで?私は廉の彼女じゃないのに…」
廉「だから言ったじゃん。あかねは家族みたいな親友。」
「ありがとう。大好きだよー!」
そう言って飛びついた!
廉は少し照れてたけど私はとても嬉しかった!
「あっ!もちろん親友として!(笑)」
廉「そらそうだろ。」
廉&あかね
(本当は好きだよ。親友じゃなくて…)
廉「けど、転校生はいいでしょ?仲良いだけだから。」
「うん…いいよ?」そう言って私は微笑んだ。
だけど、悲しかった。
編集部コメント
引きこもりのおじさんと真面目な女子高生という組み合わせがユニーク。コンテストテーマである「タイムカプセル」が、世代の違う二人をつなぎ、物語を進めるアイテムとして存在感を発揮しています。<br />登場人物が自分の過去と向き合い、未来に向かって成長していく過程が丁寧な構成で描かれていました。