【はんくんside】
学校。俺はイツメンの誰ともクラスが同じじゃない。
教室に入ると、
友達に言ってもらうのはうれしいが、
なんか物足りなさを感じる。
女子に言われてももちろん嬉しいけど、
やっぱりモヤモヤは消えない。
そんなこんなでその後なんの変化も無く、全授業が終わった。
そんな事を考えながら、サプライズの話し合いに耳を傾けることも無く、窓の外を見ながら黄昏ていた。
クラスの話したいも終わり、寮に帰ってきた。
部屋のドアを開けるが、誰もいなかった。
いつもならだいたいひろとがゲームしてるかなんかで居るけど、今は誰もいない。
荷物を置いた時、テーブルの上に紙が置いてあることに気がついた。
そう言って折りたたまれた紙を開くと、
『けんへ
帰ってきたらけーすけの部屋来て
ひろと』
置き手紙だった。わざわざなんやろ、
俺は訳の分からないままけーすけの部屋に向かった。
【けーすけside】
一応ドッキリ中なのだが、果たしてけんは気づいてるんやろか、、
そう思ってた矢先、
コンコンッ
【はんくんside】
けーすけの部屋の前まで来たけど、何故か少し緊張している。
この謎の緊張を沈めようと、とりあえずドアをノックした。
コンコンッ
部屋の中にいたらしく、
すぐに返事が帰ってきた。
そして数秒後、
ガチャッ
けーすけが扉を開けて、声をかけようとした途端、俺の視界が真っ暗になった。
、、、、、は?
しばらくけーすけに目を塞がれたまま進むと、けーすけの足が止まった。
急に視界が明るくなったからかのめまいの後に、元に戻ったと思えば、
目の前にいたのは、みんなだった。
そして目の前に置かれているホールケーキ。
そしてそして飾り付けられた部屋。
俺はそれを見た瞬間に察した。
あーー、やられたわ笑
パァーーーーーン🎉
目の前で鳴らされたクラッカー。
破裂したクラッカーからカラフルな紙が飛び出してきて、俺の頭の上に乗った。
思わず床に倒れ込むと、
口から出ていた。
あぁぁぁぁぁぁ、良かったぁ、
心から安心した瞬間やったなぁ、
ひろとが立ち上がって別の部屋に行った。
そしてすぐ、何かを持って戻ってきた。
ひろとから渡されたのは、ちょっと大きめな箱に入ったプレゼント
そう言って急いで開ける。
何入ってるんやろ、、?
中身を取り出して出てきたのは、
中に入ってたのは、Switchのプロコン、ポケモンのTシャツ、カードスリーブ100枚分。
いや、多すぎやろ、
いくら仲いい友達でもこんなあげないって、
もちろん嬉しいんやけど、
そう言って思わずヒロトに抱きついた。
それくらい幸せだった。マジで
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はいどーも主ですーー!
はんくん誕生日特別編!2話にわけてお送りしてまいりましたがどうだったでしょうか、?
たのしんでいただけたなら嬉しい限りです!
次回からまた本編に戻りますのでお楽しみにー!
改めてはんくん、誕生日おめでとう🎂
以上!主のさあやでした!
PS 長くなってしまってすみません🙇♂️
𝙉𝙚𝙭𝙩 ︎ ⇝
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。