2限目のチャイムが鳴って、そのまま音楽室で待機する
ヒョンはピアノの椅子に座って、僕は隣で立って。
授業が上手くいってほしい。
生徒たちに嫌われたくない。
いろんな思いが頭の中を目まぐるしく回っている間に、廊下から喋り声が聞こえてきた
新任の僕たちを見て少し驚くそぶりを見せる生徒もいれば、ただ雑談するグループもある
その中で一際目を引いた生徒が2人。
眩しい。
髪の色も顔もスタイルも全部。
僕が驚いている間に
光り輝いてるその2人は、扉からずんずんとこっちに向かってくる
先に喋りかけてきたのは、金髪ロングの天使
明るい口調で、陽キャなんだろうなと察しがつくオーラ
生徒にタメ口をきくのもなんだか不思議で不自然になったかもしれない
……いやみんなして僕にプレッシャーかけるじゃん。
天使くんの隣にいる金髪ハーフアップイケメンはヒョンジンというらしい
控えめな性格っぽいが一軍の雰囲気がする
とまあそんなところで天使くんが手を振って戻っていって
みんなが席についたところでちょうどチャイムが鳴った
挨拶が終わってもざわざわとする教室内
僕がピアノの前に出て口を開こうとすると一気に静まり返る
扱いやすいクラスなのかな?
予想はしてたけどそんな勢いよく聞いてくるもんなのか
みんな口々に質問を投げかけてくる
君たちが聞きたいのは恋人の有無と年齢だけか?
もっと他にこう、なんかないのか?
天使くん、こういうときは真面目な質問する人なんだな
彼のほうをみると、隣のヒョンジン君……イケメン君と席の距離が少し近づけてあった
本当に仲良しそうだ
隣にいるイケメン君も僕たちのほうを興味深そうに眺めている
そういって隣を向いて、イケメン君とにこにこ喋り出した
たぶん2人にしかわからないあの空気感
他の人が割って入っても
ヒョンジン君をあんなふうな笑顔にするのはきっとヨンボク君だけなんだと思う
内心微笑ましく思っていた僕は他の生徒の質問で我に返った
そんなこと言ったって、僕とヒョンは大学一緒だったし、仲も良かったし
その大学は音楽室の窓から見えますけどね
まだまだ子供っぽい生徒たちは
ハニヒョンの扱いに慣れた僕にとって苦痛じゃないことに気がついた
スンミニヒョンがいるおかげなのか、思っていたほど授業の進行は楽しい。
僕たちの初めての授業となった3限目の高1の授業
教師としての学校生活は、意外とすんなりと幕を開けた
もうクリスマスですね、、🎅
年末色々あるので年内最後の投稿がいつになるか……
クリスマスの短編と年末年始の短編かなぁ
どのケミにしよっかなぁ
あ、そういえば 天使君→ぴりたん イケメン君→じに
です!
















編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。