現場に着くと、メンバーは控え室に入り
順番にスタイリストさんたちにやって貰っている
久しぶりに見る現場に
少しだけ懐かしさを感じていると
と、ぼーとしながら呟いている
スングァンが目に入った
朝早かったもんね …
まともに食べれてないよねきっと
そんな事を思いながら
さっき買ったコンビニ袋を手に取り話しかけた
目をきらきらさせながら、
キンパとサラダを手に取ったスングァンを
見ているととても癒された
可愛いなぁ ㅎㅎ
新しく弟ができた感じがして
「 わたしはあくまでも
当たり前のことをしているだけ」
そう伝えると、
スングァンは少し寂しそうな顔をしながら話した
ちょうどいいタイミングで
スタイリストさんに呼ばれたスングァン
「 ごめん、後でね 」
そうわたしに告げて言ってしまったけど
実際何を言いたかったか分からなかったけど
あまり良くないことぐらいわかる
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!