クレアは走って教室から出た。
ミス・サークルはそう言うと、教室から出てクレアを追いかけた。
私もそれを追う。
クレアはミス・サークルに追いかけられていると気づいて、出口とは違う方へ逃げて行く。
ミス・サークルは生徒が出口の方向へ行けないように追い詰めていく。
私が念じると、床からトゲが生えて、ミス・サークルの周りを取り囲んだ。
半径1メートルくらいの円のようにトゲが生えている。
トゲはミス・サークルの目元くらいの高さで、簡単には抜け出せない。
触手を出して、ミス・サークルを捕まえようとする。
トゲに囲まれて、逃げられずにミス・サークルは捕まった。
腕と足をつかんで、そのまま動けなくした。
きっとクレアは今のうちに本当の出口から出られているはずだ!













編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!