第20話

🖤🐼
1,039
2023/09/29 11:45

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…うちの社員なんですよ、陸斗


少し息を切らして

真っ直ぐな視線を送りながらそういう彼



その横顔が会社での雰囲気と違い

少しドキッとしてしまう自分がいる




元男性2ー陸斗
だから何、ていうかなんで来たの
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この子は明日も仕事があるんです、
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だかrッ
元男性2ー陸斗
じゃあ別の日ならいいの?
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っ、それはッ
元男性2ー陸斗
何だよ、じゃあ理由になってねぇじゃんか、いちいちイキって出てきてんじゃねえよ
元男性2ー陸斗
だいたい、仕事脳なお前に関係ねぇだろッ!
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ッ、
あなた
…それは、
元男性2ー陸斗
は、?
あなた
ッ、それは違うと思います…!
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あなた
いつも社員の私達のことを考えてくれていて、誰よりも遅くまで会社に残って…
あなた
こんなに努力できる人のことを、バカにしないでくださいッ、!
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ッ、!?
元男性2ー陸斗
…なんなんだよ、いっつも俺ばっかり
あなた
ぇ、?
元男性2ー陸斗
もういいや。


そう言い捨てると

社長の耳元で何か言い




そのまま細い道へ消えていった



あなた
ぁ、あのッ社長、、!
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…ん?
あなた
…ありがとうございました、
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いや、
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それより、今日会社でも大変だったんだって、?
え、

なんで知って…


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なーく、いやななもりから聞いた
あぁ、そっか

本当に申し訳ないな
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ごめん、いろいろ
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さっきもだけど
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助けるの遅くなって、
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もう大丈夫だから、
ポンッ


そう言いながら

私の頭を

社長の大きな手で覆ってくれた



あなた
…え、//はい、/
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これからは僕が守るから、)


陸斗さんと社長が話したことが気になったが

今はもう、忘れることにした











元男性2ー陸斗
お前、高校の時のこと覚えてるか
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元男性2ー陸斗
…次はこれじゃすまさないからな
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っ…、、






この後、どれだけ後悔することになるか


この時の私はまだ知らなかった



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