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第33話

記憶
93
2024/02/28 08:00 更新
竜輝
竜輝
傍に居る..?
そんなのでいいんですか?
修司
修司
うんそれでいいよ
竜輝
竜輝
......
消えかかってるのに..

もうすぐいなくなるって分かってるのに

修司さんは落ち着いていた
竜輝
竜輝
落ち着いてますね..?
修司
修司
もう何しても消えるんだから..
落ち着く以外ないよ..w
竜輝
竜輝
俺は..落ち着いてられないのにッ..
修司
修司
......そうだよね..w
....!竜輝
竜輝
竜輝
?
修司
修司
おいで?
竜輝
竜輝
........ギュッ
修司
修司
いつも突進してくるなぁw
竜輝
竜輝
......俺は嫌ですよ
修司
修司
!
竜輝
竜輝
いなくなるの..
修司
修司
......
竜輝
竜輝
だって..声もう聞けないんですよね?
修司
修司
聞けないね..
竜輝
竜輝
こういうの出来ないんでしょ?
修司
修司
出来ないなぁ
竜輝
竜輝
........ヤダよ
修司
修司
..無理なお願いだなぁ..
竜輝
竜輝
消えたら僕..どうなるの?
修司
修司
.......
竜輝
竜輝
修司さん?....!!?////
修司
修司
......
竜輝
竜輝
あ...うぇ?/////
修司
修司
....この時間も..俺だけなんだよ..
竜輝
竜輝
え..?
修司
修司
....俺が消えたら
竜輝は、いつも通りに戻る
竜輝
竜輝
いつも通り..?
修司
修司
俺が死んでる本来の記憶。
竜輝
竜輝
......そうですか..
そう..ですよね.(俺が要らない事聞いたから
修司
修司
......でも俺は嬉しいよ?
竜輝
竜輝
?
修司
修司
だってやっと普段通りに話せるんだから
これ以上嬉しい事はないと思う
竜輝
竜輝
....そうやってまた他人の事考えて..
修司
修司
考えてないよ
竜輝
竜輝
...ホントですか?
修司
修司
ホントだよ?
竜輝
竜輝
......
修司
修司
...?
竜輝
竜輝
もう..消えちゃうんですか?
修司
修司
......そうだね
もうほぼ見えないんじゃない?w
竜輝
竜輝
消える前に..言いたい事が..
修司
修司
なに?
竜輝
竜輝
嫌いって言ってごめんなさい..
修司
修司
ぇ...
竜輝
竜輝
嫌いじゃないのに..俺の嫉妬心の所為で..
修司
修司
いいんだよ何回も謝らないで..ね?
竜輝
竜輝
......
修司
修司
ねぇ、竜輝?
竜輝
竜輝
はい?
修司
修司
大好きだよいなくなってもずっと
竜輝
竜輝
へ?
修司
修司
....いつまでも
振り返っちゃ駄目だからね
竜輝
竜輝
!(あの時見た記憶だ..
『いつまでも振り返らないでねニコッ』

あの時聞けなかった言葉はこの言葉だ

病院の搬送中に最後に言われた言葉..

またこの言葉でお別れなんだ..
竜輝
竜輝
......
修司
修司
!泣かないでよ..w
竜輝
竜輝
忘れないで下さいよ..?
修司
修司
忘れないよ
俺だけの記憶になるんだから。
竜輝
竜輝
!
"記憶喪失"なったあの日から

初めて目が合った

その目にはもう一切光が入って無くて
竜輝
竜輝
....なんでそんなに詳しいんですか..w
無理に笑って話を逸らした

この話は...僕にとっても修司さんにとっても辛いから
修司
修司
それは...この世界の住人だからだよ
修司
修司
...またね









































翼
翼
竜輝?
竜輝
竜輝
......
翼
翼
..?おま.、また自分の書いた小説見て
昨日も見てたろ、そんな自分の小説面白いのか?
竜輝
竜輝
....ただの小説..なんだよね
他から見たら..
翼
翼
?
竜輝
竜輝
大事な小説なんだよ..
もし、生きてたら..記憶喪失でもいいから
生きてたらって書いてたんだよ
翼
翼
......
竜輝
竜輝
....俺が..逃げ出さなきゃあんな事に
ならなかったのに....
竜輝
竜輝
修司さん..死ななかったのにって
翼
翼
......後悔するのはいいけど
振り返るだけじゃ駄目だぞ
竜輝
竜輝
...うん..、分かってるよ
翼
翼
ほら、早く帰ろーぜ
竜輝
竜輝
...うん
『俺の部屋行ってみてよ』
竜輝
竜輝
......ピタッ
翼
翼
ん?どうかした??
竜輝
竜輝
(何今の...聞いた事ないけど..
どこか懐かしい感じがする
記憶にないものが頭に流れ込んだ
竜輝
竜輝
(気の所為だよね
翼
翼
そろそろお前教室戻れよ?w
竜輝
竜輝
ヤダよ..
俺一人で居たい
翼
翼
俺が大変なんだって..w
竜輝
竜輝
......














































翼
翼
でさーw
竜輝
竜輝
そうなんだ..
修司
修司
『!竜輝!!』
竜輝
竜輝
......
もう還って来ない

普段の生活も当たり前に来てた日も
竜輝
竜輝
......ッ
翼
翼
......。
あの時嫌いと言ってなかったら

あの時きちんと話を聞いてたら

信じてると言ってれば...変わってたのかもしれない
竜輝
竜輝
(もしも今修司さんが化けてでも出て来たら
あの小説の僕のように

素直に謝りたい
竜輝
竜輝
......(ノート忘れちゃった..
明日もあの旧校舎にいる

あそこにいると懐かしさを感じるから

あそこにいた記憶は修司さんが死んだ後しかないはずなのに
竜輝
竜輝
(また明日も見よう











































空き教室のノートは風でページがめくられる

何かの水玉の模様の痕だらけのページ

最後のページには、この物語のタイトルが

沢山の痕と共に現れ、静かにそのページを最後に

ノートは誰かが動かしたかのように

ゆっくりと閉ざされた



















































机に現れた一つの雫と共に









































































『記憶』
修司
修司
...お疲れ様でした..w
修司
修司
この雰囲気潰さないように
話していきましょうか..w
修司
修司
こちらの裏話は
後々あげておきます
修司
修司
まず、えっと本当にスクロールお疲れ様です
修司
修司
この物語の目的というか..
伝えたい事は、
修司
修司
「後悔しても過去には戻れない」というのを
中心に話を進めておりました!
修司
修司
まぁ..あんまりそんな要素は少なかったかな?
修司
修司
過去を振り返る事は誰だって出来る...
だけど過去に戻る事は誰も出来ない
修司
修司
竜輝君がした通り、
物語や日記にしてそれを見たり
写真や今までのやり取りを見ることしか出来ない
修司
修司
振り返っても人間は常に前の方向へと
手を引っ張られていますから
修司
修司
後悔してしまう前に、
過ちを犯してしまう前に
修司
修司
正しいと思う判断をして、
これで良かったんだって言う判断をして下さいね
修司
修司
「誰かがこう言ってるから」
「こうしないと虐められるから」
修司
修司
「皆の理想像に近付かなきゃならないから」
修司
修司
「仮面をつけて生活しないと心が持たないから」
修司
修司
....そんな事で自分の大切な人生を
悲しい過去にしないで下さいね、
修司
修司
それでは皆様、また..次回の小説でお会いしましょう

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