「つまり、表の世界に帰りたいと?」ミントが聞いた。
「ダメですか?」「私は・・・・いいけど」
ティマが言った。
「ミントは?」「うん、私もーーいいかな・・・・」
「ちょうど行く方法も分かったし、ちょうどいいんじゃない?」
「行き方、わかったんですか!ちょうどいいですね・・・・」ニックが少し驚いた感じで言った。
「ニック、傷は治った?」ミントがハッとして聞いた。
「まだ完全ではないのですが、向こうで治療してもらえれば」
「そう、、、、街の偉い人は?何て言うかな」「多分無理だね」
ティマが答えた。「ァ、、、、」「抜け出すしかない・・・・?」
「ちょっとリスクが・・・・」ニックが呟いた。
「ちょっと・・・・無理なんじゃない?」ミントが諦めた時、
「いや、行けると思う」ティマがひらめいたように言って、
何処かから紙を取り出して、図を書き始めた。
「まず、この街は大きな壁で囲まれている。4ケ所だけ門があって、それぞれの門に昼間は人、夜はゴーストの見張りがいる。昼間は勿論危険だけど、夜もゴーストがいるからどちらも危険、でも、殆どのゴーストが陽の光を嫌っているから陽の光に似た光を出せれば騒ぎにはなるけれど、夜行ける可能性はある。昼間もかなりの騒ぎを出せば目はそらさせられるよね」
「ぇっと、、、、変装していくのは?」
「外に行ったのが誰かわかるように調べられるから無理だと思う」
「確かに、偽のを伝えるのは無理だし」「リスク高いです・・・・」
三人はどうするのか?












編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!