あぁ、言っちゃった
同情でこんな約束できないような言葉
やっぱり、私は夷三郎のことがほっとけない
夷三郎のことを嫌いになれない
でもずっと一緒になんか居れない
あぁ、気を使わせてしまった…
ごめんなさい、こんな私で
────
キーンコーンカーンコーン
はぁ、アイツのせいで頭の中がアイツ
のことでいっぱいだ
最悪…全く授業の集中ができない
なぜ恵比寿はあんなに悲しい顔をする…?
それに、あの頃はまだ恋愛の好きとか分からなかったし
それに、晴明くんを巻き込みたくない
私と恵比寿の問題だ、関係ない人を巻き込ませない
いやいや、お前のせいだっつーの
猫被りやがって、クソ野郎
うぇ、佐野くんに見られてらぁ
さて、どう対処したものか…
いつも通りだなぁ…あの2人
でもすっごい楽しそう…いいなぁ…
少しだけ命と晴明くんに嫉妬した












編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!