第39話

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2025/10/04 14:04 更新
あなた
ごめん千空、今なんて?
千空
GPSを作る
あなた
…Really?
千空
大マジだ



まじか、ついに現代のスーパー発明品に手をつけるのか…




クロム
じーぴー、えす?ってなんだよ
あなた
まぁ、簡単に言えば
相手の場所がわかるようになるの
クロム
まじかよ!クソやべーじゃんよ!!
千空
ああ。人工衛星からの電波で
位置測定する機器だ
ゲン
無理でしょ衛星は!!
千空
たりめーだろ
だから人工衛星の代わりに
千空
強力電波垂れ流す
地上の灯台を使う!




そういえば、ちょっと前




カセキに千空がなにか頼んでいたような…



あなた
ああ、それであれか…



ほんと、千空にはいつも驚かされてばかりだ














________
















アンテナを取りに戻り、再び海に戻ると早速_




千空
電波灯台のチェックだ!
千空
ここはソナーマン羽京様の耳頼りだがな
羽京
へぇ〜?どうやるの?
千空
アンテナをなんとなーくぶん回して
電波の方角&強度で距離を概算する!
羽京
最後はめちゃくちゃアナログってのが
手作り感満載だね…笑




そんな千空に、さすがの羽京くんも当然かのように答えられて驚いていた。



その様子を見て思わず笑ってしまったのは秘密だ



ルリ
〖こちらの方角分かりますか?
洋上の皆さん!
クロム
おう!バッチリだぜ!!



銀狼がなにか言ったかと思えば、向こうでは何やらガヤガヤしている



ま、予想は容易いけど…



どうせ、クロム、ルリちゃんへの冷やかしだろう





いい加減早くくっつかないかな~、








そう思っていた時、





ルリ
クロム?




ルリちゃんがクロムの名を口にしたかと思えば




ザザッと大きな雑音のようなものが入った





クロム
うぉ!?
あなた
あちゃー、笑
ゲン
あああ、お約束、笑
肝心なところで雑音が…
羽京
…雑音じゃない
ゲン
んえ?
千空
あ?
羽京
…どうして?急にどっかから
膨大な電波が来たんだよ
羽京
飽和して方角すら分からない



羽京くんの少し焦りと恐怖が混ざった声色に、


その場にいた全員が、これはただ事ではないのだ。といやでも実感した


龍水
プラズマかなにかか?
千空
いや!ちげぇ
羽京
自然現象じゃない。明らかに意図的に
僕らと同じ周波数に合わせてきてる。
千空
つうことは、さっき灯台から
くっそ強ぇのぶちかました時に
千空
何者かが気づきやがったな
クロム
いや何者かって何者だよ!?
あなた



他の場所にいる復活者?



音が飽和、それも羽京くんの耳でも聞き取れないほどに飽和しているとなると



距離はそれなりにある…




もしくは、他の場所にいる生き残りの子孫たち…とか?




そんなことを考えていると、また_





〖ザッ
〖ザーッ
〖ザーッ
あなた
なんか、これ…
ずっと同じリズムを繰り返してない…?
ゲン
まさか、モールス信号…!?
千空
…俺らへのメッセージだ



そう会話している間もずっと、



〖ザッ
〖ザーッ
〖ザーッ



一定のリズムを繰り返し続けている。



なんだか気味が悪い…



ゲン
えっと…、「W」かな
ゲン
「H」
ゲン
「Y」
ゲン
『WHY』?
あなた
…「何故」、?
WHY WHY WHY WHY WHY WHY 
WHY WHY WHY WHY WHY WHY
WHY WHY WHY WHY WHY WHY
WHY WHY WHY WHY WHY WHY
WHY WHY WHY WHY WHY WHY
WHY WHY WHY WHY WHY WHY
WHY WHY WHY WHY WHY WHY
WHY WHY WHY WHY WHY WHY
WHY WHY WHY WHY WHY WHY
WHY WHY WHY WHY WHY WHY
あなた
…ゾワッ



永遠と繰り返される一定のリズムが



私たちを恐怖へと引きずり落とした__

















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