第3話

笑わなきゃ、、、
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2024/05/19 02:56 更新
椿(つばき)
ただいま、、
一二三(ひふみ)
おかえり〜遅かったね?
ご飯出来てるよー?
椿(つばき)
今日はご飯、いいかな、、食欲ないや
一二三(ひふみ)
体調悪い?大丈夫?
椿(つばき)
うん、大丈夫
そう言うと俺は自分の部屋に戻った。
ぶり子にカッターで切られたところを消毒し、絆創膏を貼る。
椿(つばき)
なんでいじめられなきゃいけないの、、
苦しい、痛い、
でも、いじめのことをみんなに言って、そのことがぶり子にバレたら、、きっともっといじめられてしまうだろう。
怖い、怖いよ
みんなにはいじめられていること隠さないと、、
鏡の前に立ち、笑おうとした。
椿(つばき)
あれ、、どうやって笑うんだっけ、?
うまく笑えない。
昨日まで笑えたのに。
昨日までは、笑おうと思わなくても笑えたのに。
椿(つばき)
笑わなきゃ、、
こんなこと、考えたこともなかった。
笑うなんて、前は簡単なことだったのに、、
どうすればいいのかわからなくなって、その場にへたれこみ、ぼーっとした。
そして、なぜだがあることを思い出した。
椿(つばき)
OD、、
中学生の時、SNSである投稿をみた。

『学校が辛いけど、ODをしたらスッキリした』
それをみた俺はODとは何か調べた。そこでリスカも知った。
でもその時の俺は、ODもリスカもしようとは思わなかった。でも今は、、
椿(つばき)
少しならいいよね、、
バックの中にいれておいた頭痛薬を7錠ほど取り、口に入れる。そして机の上にあったカッターを自分の腕にさした。
ふわふわとしてきて、さっきまで辛かったけれど、それも忘れられる気がした。
そして、いつのまにか寝てしまっていた。

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