誕生日プレゼントは喜んで貰えた。そして、付き合い始めて半年が経ちました。もう半年も経ってるんだね、こんなに長く続くなんて思って無かった。
半年経った今も、光輝を好きか?って聞かれたら分からない。彼は好きだって言ってくれるけど、それが怖い。本当に私が好きになったら、別れる時に辛いんじゃないかって。それに、本当に光輝は私の事を好きなのかって、ただの気の迷いなんじゃないかって、嫌われる時が来る。私は今でもそんな事を考えて。最低だなって思う。
最近で変わった事と言えば、カラオケに来て、お酒を飲むようになった事。最初は何となくで頼んで飲んだのが、今では定番になりかけていて、私はお酒が大好きなんだけど、凄く弱い。5パーの缶チューハイでも酔って記憶を飛ばすくらいだ。
そして、お酒が好きだからさ、飲む?って聞かれると、飲む!ってなる。今日は飲まないでおこうって思っていても、飲む?って聞かれると、飲まない!って言えない。逆に飲みたい!ってなってしまう。
挙句に、飲む?飲まない?の2択で聞かれたとしても、飲まないって答えれない。
光輝が、今日は酒飲む気分じゃないし、いいや!って思ってくれる事を期待して任せてみたが
期待も虚しく、って感じで、どうにかしてお酒の誘惑に勝てるようにしよう、せめて、お酒に強くなれるようにしよう。と間違えた考え方になったのは言うまでも無い。
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。