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第1話

間接キスと直接キス
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2023/10/15 09:34



サムライ翔
のっきたーん、このジュース美味いで。
いる?

ペットボトルを片手に持った青髪イケメンが言った。
のっき
わ!飲む飲むー!
翔君からペットボトルを受け取り口元へ運び、翔君カラーの炭酸ジュースを飲む。
うん美味しい。
甘党にはぴったりの甘い味が口に広がった。
サムライ翔
俺には甘すぎるわ。のっきにあげる。
のっき
それが狙いで私に渡したのかー?w
サムライ翔
あは、バレたー?
のっき
わかりますよ、w
のっき
では、私あっちに戻りますね。
サムライ翔
はーい。
そう言って、翔君から貰ったペットボトルを持って、自分の荷物が置いてある場所に戻った。



かもめ
あ、にょきを、戻ったのか。
のっき
はい!飲み物買おうとしてたんですけど、翔君がくれたので。
かもめ
え、翔ちゃんが飲んでたジュース、?
のっき
そうですよ、?
かもめ
つまり、にょきをとちゅーすれば、翔ちゃんと間接キス!?
はあ?
どうやったらそんなにバカな考えが思いつくのだろうか、
鴎君は真剣に、綺麗な黄色の瞳を私の目に合わせてくる。
のっき
アホじゃないですか、
それに、翔くんと間接キスするために私とキスするなら、翔くんに直接してくださいよ。
かもめ
やだ!翔ちゃんは眩しすぎてできないの!
のっき
なんですかそれ、
鴎君の翔くん愛には呆れる。
翔くんへの愛が強くて、すこし悔しいと言う気持ちもあったりして。
のっき
いやですからね、鴎君とするなんて!
かもめ
お願い、ダメ?
鴎君と距離が狭ばってくる。
長年の相棒でも、こうゆう馴れ合いは少し恥ずかしい。
かもめ
あれ、無言になっちった
本気にしてるー?照れてるー?w

距離が近くなるにつれ鴎君の匂いが近づく。
甘くてelegantないい匂い。
って、何考えてるんだ私。
のっき
やめてくださいよ、キスなんか私としなくていいでしょ。
かもめ
にょきをとだったらちゅーできる!!
だから!ね?
鴎君のアホっぷりにはほんと呆れる、
てか、翔君とはできないのに、私とはできるって、
私が眩しくないみたいで、なんかムカつく!
のっき
絶対嫌だ!
かもめ
じゃあ俺から無理やりする。
は?
鴎君が顔を近づけてきて今にも唇が触れそうなくらい
近づいた。
のっき
そうゆう冗談は、頭だけにしてくださいよね!?
鴎君のお腹を足でばーんっと蹴り、
すこし離れた。
心なしか、すこし顔が熱い気がする。
かもめ
痛っ!?そんな嫌!?
かもめ
てか、ちょっと照れてるー?w
のっき
はあ!?、照れてないですよ!!

かもめ
ふーんwま、いいやー。
かもめ
翔ちゃんと間接キスがしたいだけじゃなくて、にょきをとちゅーしたいだけ〜笑。
唇が一瞬だけ触れて、不意打ちなキスをされた。
のっき
は、何してるんですか!?!?
顔が熱くて、耳まで赤くなってるのがわかる。
かもめ
嫌だった?
のっき
…別に。
今のキスはあの炭酸ジュースよりも甘かった気がする。









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