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第22話

lee sangwon ‘年上彼氏と年上彼女’ request
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2026/05/26 15:31 更新


【あなた side】



私の彼氏は、よくミステリアスだと言われる。


確かに、本を読んでる時なんかはちょっとミステリアスというか、彫刻みたいだけど。


でも私は知っている。
オッパはちょっと、いやかなりポンコツで天然だ。

だって。

あなた
(寝癖ついたままだし、靴下が左右でちがう…)


昨日の夜、サンウォニオッパから

sangwon
sangwon
明日会いたいな


なんてメッセージがきて、でも溜まりに溜まった課題があるからそう伝えると、

sangwon
sangwon
じゃあ俺の家で課題やればいいじゃん。俺も卒論書くから


なんて返事が来てにやけたのを覚えている。


大学1年生の私と、4年生のオッパ。

スマートにお会計をすませておいてくれたり、車道側を歩いてくれたりと大人っぽくてかっこいい部分ももちろん好きだ。


でも、私はこんなお茶目なところも好きだったりする。



sangwon
sangwon
…あなたどうしたの?
あなた
…靴下、わざと?
sangwon
sangwon
くつした……うわ、気付かなかった!!!!


無自覚だったらしい。

慌てるオッパの寝癖がぴょこぴょこ跳ねてかわいい。

あなた
オッパかわいい〜
sangwon
sangwon
あなたの前ではいつまで経ってもかっこつけられないなあ…
あなた
大丈夫、もともとかっこいいから


オッパは無理にかっこつけたりしないし、いつも素のサンウォニオッパ(ポンコツ)が見れるのは彼女の特権だろう。


でも、今日のオッパはなんだかそわそわしているような…

靴下の件だって、いつもだったら「てへ」とか言ってふざけるのに。
しょんぼりしているのは、どうして…?

あなた
オッパ、なんかあった?
sangwon
sangwon
………ううん
あなた
なにがあったの?
sangwon
sangwon
………


言いずらそうにしているオッパ。

私はそんなオッパの瞳が不安げに揺れたのを見て、

あなた
ぎゅーする?


と腕を広げた。


sangwon
sangwon
…あなたのほうが年上みたいじゃん
あなた
今だけあなたヌナかも
sangwon
sangwon
…やだ、俺がオッパ
あなた
はいはい


やさしく抱きしめると、おずおずと背中に手を回してくれて。

sangwon
sangwon
…あなた、中国からの留学生に告白されたんでしょ
あなた
なんでそんな情報出回ってるのよ…
sangwon
sangwon
しかもイケメンって聞いた
あなた
オッパも人のこと言えないからね?


まあでも、隠す必要もないか。

あなた
告白されたけど、その場ですぐ断ったよ
sangwon
sangwon
……
あなた
もしかして、それで昨日急にあいたいって連絡くれたの??


こくりと頷くオッパ。

寂しがり屋なうさぎみたいだ。


sangwon
sangwon
あと、あなたは年上派じゃなくて同い年派って聞いた
あなた
ごめんそれは本当に知らないんだけど?!


デマ流したの誰?!

目の前のオッパは心底しょぼくれてしまったようで、ああだからさっきから落ち込み気味だったのかと納得。


私はオッパの顔をじっと見つめる。

不安が滲んだ表情のオッパ。
まったく…これじゃあ本当にどっちが年上かわかんないじゃんね。



あなた
私は年上派でも同い年派でも年下派でもないから!!
sangwon
sangwon
あなた
私がすきなのサンウォニオッパだけ。誰に告白されようが、それは絶対だから。
sangwon
sangwon
あなたとられたくない…
あなた
とられるわけないじゃん。私がとられる気ないんだから


オッパは「あなた〜…」とか言いながら私に抱きつく。

あなた
オッパの無理にかっこつけないところも、それでもやっぱりかっこいいところも、ちょっと天然でポンコツなところも、全部好きなの
sangwon
sangwon
…俺すっごい嫉妬深いし、すぐ不安になるよ
あなた
もうとっくに知ってる


年上なのに年上らしくないところも知ってる。

そんなところも愛おしいんだ。

あなた
嫉妬も不安も、全部消してあげるから
sangwon
sangwon
あなただいすき、あいしてる…
あなた
私もオッパあいしてるよ


そっと頭の後ろをおさえられて、唇が重なる。


それからふたりして照れ笑いして。


どっちが年上かわからないのだって、それが私たちの愛の全部なんだ。



lee sangwon ‘年上彼氏と年上彼女’ end…



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