そう言い彼はささっと腕を捲りをしキッチンに行く
スポンジに透明な液体を何度も付けるがなかなか泡立たないと騒いでいる
心配になり様子を見に行く
そんなはずはないと俺はコラさんの手元を見る
次の瞬間俺はデカいため息をした。
俺はリビングに戻って本を読みながらコーヒーを飲む
ガシャン!! 優雅にコーヒーを飲んでる矢先に明らかに聞いたことない音がして俺はすぐにキッチンに駆けつける
と少し照れながら頭を掻いている
俺は思った。
俺がやるって言った方が早いんじゃねのか?..
だけどコラさんが俺のために一生懸命やってくれてるって考えると止める手が引ける
綺麗に靡いてる髪を少しよけ見る
少し腫れてて少し出血しているのが見え
流石にこれ以上怪我されても困ると頭によぎりなんの余地もなく「あとは俺がやるから大丈夫だ」と口にする
と、余裕に口にされ少し腹が立つ
俺は過保護すぎると言われてしまえば何も言えない
だけど俺はそのままほっといたらいつか死ぬんじゃねーかって考えるだけで冷や汗が出る
コラさんが手についてる洗剤を水で洗い流し
リビングのソファーに座る
出血しているところに消毒液を垂らし優しく処置をする
コラさんは座高が高いので座ったとしても俺は立って処置をする、するとやっぱり少しコラさんの方が目線は下になる
俺を見るとき少し上目遣いになり見たことない顔をしながら口にする
俺は目を逸らし不意にもドキッとしてしまう。
呼ばれた声に照れてるのがバレたかと少しヒヤヒヤしていると
とまた上目遣いで俺にねだってくる本人はそんなつもりはないことぐらいわかっている
だがそんな顔をされてはダメとも言えず
コラさんの顔がハッと嬉しそうな顔になり
こっちもふふッと笑ってしまいそうになる
そう照れながらキッチンに向かうコラさん















編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!