ピチチチ
あなた「ふぁ〜もう朝ぁ?」
杏寿郎さんがなるべく早めに来てほしいと言っていたのを思い出し、急いで身支度を始める。
あなた「動きやすい服って着物じゃないもんね。…あ!確か半ズボンが上下セットであったはず。」
棚の奥をゴソゴソあさりそれを見つける。
あなた「あった!」
来てみると貰ったのは数年前なのにサイズはピッタリで安心した。
多分なんも持っていかなくていいからそのまま家を後にする。
あなた「るんるる〜ん。」
その数分後に富岡が家を出て、初めてみるあなたのかっこに驚くが
富岡「あれはあなたか?かっこが全然違うが、これが胡蝶が言ってたイメチェンと言うやつか!」
富岡は鈍感だった。
あなた「たのもー。」
杏寿郎「おお!あなたか、よく来たな。」
相変わらず元気のいい杏寿郎さんに負けじと私も元気よく
あなた「はい!今日からよろしくお願いします。」
杏寿郎「うむ!元気があっていいな!まずあなたには基礎体力をつけて貰う!」
そう言われて課されたメニューは
.腕立て千回
.上体起こし千回
.素振り千回
.水に顔をつけて5分間息止め
というものだった。
正直死ぬほど辛そうだが覚悟したので
あなた「はい!頑張りります!
あなた「な、な、なんとか息止めまで終わりました。」
空を見るともう日が沈みそうになっていた。
私は体力がもともとあるほうだ。
しかし、このメニュー普通に死人がでる。
生きてる自分に拍手を心のなかでしていたら、
杏寿郎「今日のメニューは終わりだ!しっかり休め!明日はこの倍をやるぞ!」
あなた「え゛?……頑張ります。」
息も絶え絶えになりながら帰るとそのまま眠ってしまった。
次の日
杏寿郎「よし!明日はひたすら俺に立ち向かってみろ!」
次の日
杏寿郎「明日は呼吸をして1日目と同じメニューだ!」
次の日
杏寿郎「明日は実際に刀を使ってこれまでのメニューを全部やるぞ!」
4ヶ月後
杏寿郎「よし、基礎はこれで十分だな。最後これが合格できたら鬼殺隊入隊試験を受けていいぞ。」
やっと後最後!長かった。
あなた「最後の訓練は何ですか?」
杏寿郎「俺に一太刀当ててみろ!」
あなた「え?」
何を言っているんだ?この人そんなことやったら死んじゃうんじゃないのか?
杏寿郎「安心しろ、俺は切れない刀を使う。さあ、やってみろ!」
そう言われたので一呼吸をし、師範に攻撃をする。
杏寿郎「今日はここまでだな!明日からの1週間は俺はあなたの面倒を見れないがその間自分に必要な訓練をしてくれ!」
あなた「はい!」
とは言ったものの、一太刀どころがかすりもしなかった。
すってんころりん転がりまくって体はボロボロだ。
でも息は上がってないし、呼吸は今も使えてる。
来週師範倒すぞ!
あなた「おー!」












編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!