杏寿郎「改めて!あなた、無事突破おめでとう。」
みんな「おめでとう!!!!」
あなた「ありがとうございばすぅぅぅ!!!」
こんなに幸せでいいのか少し不思議になるほど幸せで幸せで
脳の奥からまるでバケツをひっくり返したように涙も鼻水も出てきた。
みつり「え!大丈夫あなたちゃん!!」
あなた「だい……幸せすぎて、心配になったんです。ほんとに」
千寿郎「あなたさん自身の実力です!」
杏寿郎「そうだ誇れ。俺は最初少し不安だったんだ。おそらくこれからが一番楽しいじきの女性に努まるのかと。だけど、あなたは立派にやり遂げた。」
千寿郎「その調子でこれからもそのままのあなたさんでいてください。」
あなた「うん。」
夜になり煉獄家で過ごす最後の日私は布団に潜り込んで最終選抜のことを思い出す。
黒くドロドロしたものが私に流れてくるそんな感じ。
鬼が人間だったということさえいや…同情することさえしなかった。
これがほんとの私なのかと思うとゾッとした。
でもそれを言ってしまうと優しいあの人たちを心配させてしまうから、だから胸のうちにとどめておく。
明日はしのぶちゃんと不死川さんに言ってみよう。
また殴られちゃうかもだけど
あなた「ふぁぁ〜、よく寝たよく寝た。」
煉獄家を後にして、自分の家に届いていた隊服を袖に通す。
みつりちゃんみたいに胸元が開いたやつにしないために男ですって言ってみたけどブッブカだ。
難しいもんだな。
テクテクと歩いて胡蝶亭に向かう。
あなた「ごめんくださーい。」
するとなかから人形のように美しくスーッと笑う少女が顔を出す。
あなた「しのぶちゃん知らない?」
そう聞くとコインをピンっと投げてそれを見たら
カナヲ「さようなら。」
バタン
え?
ん?????私今閉められた?
なんだあの子、もう一度いう
なんだあの子。












編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。