第8話

リンクスリー家
1,119
2026/01/19 04:13 更新









窓から射す光は青白い.


私に向けられる目は鋭くて,


私は完全に袋のネズミ状態.


ミルトン
ミルトン
あなた
ひぇ…
早く署に帰りたい……





遡るは数時間前……

あの後リンクスリー家??の車が署まで迎えに来て,

お屋敷に行くことになった.

お屋敷で話を聞くんだって.



このミルトンさん…??はずっとニコニコしてるけど……はっきり言って苦手かも.

その周りの人たちも.

ちなみに娘と息子らしい.

息子さんはもうひとりいるらしいけど……どこいったんだろ.


とにかく,この屋敷の雰囲気も全部苦手.
ミルトン
ミルトン
早速だけどね.
あなた
は,…!!………
思わず声が裏返る.

ミルトン
ミルトン
はは.そんな緊張しなくてもいい.(笑
あなた
(無理無理無理)
自分の纏う雰囲気の恐ろしさに気づいてないのか.それとも分かっててそうしているのか.

彼はまた私に笑いかけた.

ミルトン
ミルトン
私達は君の事を知りたいんだよ.
ミルトン
ミルトン
そうだろう??2人とも.
キティ
キティ
ええ.“仲良く”なりたいの.
キャトリック
キャトリック
仲良くしてくれるよな??
あなた
……(怖
ミルトン
ミルトン
強い言い方をするなキャトリック.
キャトリック
キャトリック
!!…嗚呼…すまなかった.
あなた
……ぁ…いえ,…ダイジョウブデス……
ミルトンさんがキャトリックさんに向ける目が,一瞬鋭くなった気がした.











ミルトン
ミルトン
…今日はお開きにしよう.
ミルトン
ミルトン
沢山話せてよかったよ.
実際は全っ然話してないけど……
あなた
はい,こちらこそ……
とりあえず,帰れるなら良かった!!
ミルトン
ミルトン
パウバート!!!!
ミルトンさんの鋭い声が響く.

その時,どっかの部屋からドタバタと慌ただしい音が聞こえた.


(扉開
な,っ……なぁに??父さん!!
ミルトン
ミルトン
パウバート,あなたさんを玄関まで送ってやりなさい.
…わ,わかった.
えっと……こっち.です
あなた
ぁ……はい





扉が閉まる瞬間.
ミルトン
ミルトン
キャトリック.
ミルトン
ミルトン
あまり殺気をかけるなと言っただろう.
ミルトン
ミルトン
“アレ”は私達が思っているよりも弱いんだ.

キャトリック
キャトリック
ぁ……っ……嗚呼!!





あなた
……
この家は,やっぱりおかしい.

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