第2話

#2,これだから○○は。
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2020/09/13 06:17
「これだから子供は。」

そう言われた事が誰しも、一度はあるのではなかろうか。

嗚呼、勿論だが、類似した言葉でも構わない。

要は、"これだから○○は"という言葉に関してだ。

かく言う私も、何度かそういう経験がある。

子供は青二才だ。

確かに、その通りだ。

では、何故子供は青二才なのだろうか?

それは、私が青二才だからだ。

例えば、受験生は勉強をする。

そういう言葉があるとしよう。

では、勉強をしていない者は受験生では無いのだろうか。

いいや、それは違う。

受験生は"肩書き"である。

この社会では、"肩書き"というモノは目まぐるしく変わっていく。

即ち、大切なのは"肩書き"では無く、"個人"なのだ。

子供という肩書きがあったとしても、大人びた子供だっている。

つまり、"これだから○○は"というのは、多数の個人に当てはまる事を言っているだけなのだ。

○○らしくない。

○○っぽい。

そんな言葉を気にする必要は無い。

重要なのは、どれだけ自分という名の個人にフォーカスを当てられるか。

これに尽きる。

さぁ、今日も肩書きを捨てて行こう。

_____残り、998の事。

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