スタート!
ゴンッ
そう、鈍く重い音がなった
ドロドロと彼らの頭から血が流れる
全員がその状況を認識できなくて現状を読み込めていない
やっと出てきた言葉は途切れ途切れの言葉
やはり今を認識できていないような言葉だった
そう呟いてやっと何かが起こったのだと認識した
今何が起こったのか、どうしてこうなったのかはやはり読み込む事ができない
次に気がつけば病院に居た
乾いた喉から声を絞り出す
優しく、丁寧な言葉遣いにやっとここが病院なんだと気づく
そう問いかけた
申し訳なさそうに言った
覚えていない事、認識できていない事、わかっていない事それを放っておいて放たれた言葉は今起こっていることを残酷に脳に焼き付けられる言葉だった
そう静かにつぶやかれた言葉に一気に現実を突きつけられた
そこまで言えば、そこまで言われればそこまでつぶやかれればもうわかったいやでもわかった空気感が変わった重く息の詰まるような空気、その時思い出した一瞬だったけとどこかに記憶が残っているさっき皆で出かけて…そうだ…忘れていたくてでも思い出したそっか、さっきまで…みんなでいたじゃん…
事故の前
各々が地図を見せ合って次に行く場所を考えていた
みんなで仲良く話してた
そう言って横断歩道の前で並んだ
並び順
左 menおん ぼんドズおらちぐけちまぜあとスワテ
杖翠 仁大縦瑠スネピクラクレあきぷりナイア
信号が赤になって横断歩道を渡っている途中だった
ブォー
信号無視…居眠り運転をしている車が猛スピードでこっちに向かってきた。そこからは一瞬だった
どこかで叫び声が聞こえた時にはもう遅く視界の左側には猛スピードで突っ込んでくる車が写った
もうダメなんだと思った時
ドンッと自分の力よりかは弱くでも力強い力で押し飛ばされた。気がつけば横断歩道からは外れている道路に倒れていた。
ゴンッ
その音が聞こえるまでにそう時間はかからなかった
そのあとはあまり覚えておらずただ一つ覚えている事があるならばそれはそのときその状況を読み込む事ができなかった事それ以外はもう覚えていない。
事故に巻き込まれたのは4人…
全員の中に沈黙が続く
静かに部屋番号を告げ去っていった
数人が、違和感を抱いていることにも気付かずに
004号室
ガラガラ
その部屋は4人部屋で全員が一気に入ると少し狭く感じた
部屋に入ってもあるのは沈黙で少し前のあの騒がしさが嘘のように感じられた
居眠り運転をしていた運転手のことを許せる人が今この空間にいるのだろうか。答えはいいえ。本人達に直接聞かなくても空気がそう答えた。運転手への怒りと共に早く起きてくれという雰囲気でもあった。
誰も喋ろうとしない。いや喋る気にもなれないのだろう杖道、翠、おんりー、menこの4人との仲が深い人ほど現実を認めたくないという雰囲気があった。なによりも仁、大地の2人は放っておいたら目覚めるまで離れないという強い意志があるようにも思えた。
ガラガラ
ガラガラガラ
病院の先生がいなくなってからもやはり残るのは沈黙のみだった
その日は一旦、帰ることになった。
次の日もその次の日もほぼ毎日と言えるほど病室に足を運んだ
でも、5日経っても目覚めなかった。
おんりーside
目が覚めて辺りを見回す。知らないところだったここは、どこなのだろうか皆は…
そうだ…俺…車とぶつかって…あれ?ならここは…?
「…ん…!…んりー!おんりー!」
「そうだよ!おんりー!さぁ!早くこっちに来てよ!皆待ってるよ!」
少しばかり幼なげな、とこかで聞いた事があるような声が聞こえて思わず振り返る
振り返っても誰も見えずに少し戸惑う
「違う!こっちなの!おんりー!お願い!こっち来て!おんりー!」
「違う!こっちのゲートの方!お願い!僕を信じて!」
「そんなの良いじゃん!僕を信じてよ!」
「違うよ!おんりーは僕を信じれば良いの!」
『おんりー…』
『〇〇〇さん…おんりー…いつ目覚めるんですか?』
『わかんないよ…』
「おんりー!何で…なんで僕を信じないの!?」
「ドウシテ…ドウシテヨォォ!!!」
その叫びを背後に俺は光に飛び込んだ
病室
おらふくんside
4人が
眠ってから2週間が経った
その日は僕1人だけだった
おんりーが目覚めてから1週間が経った頃men、杖道、翠の3人も、無事に目を覚ました。
全員が無事に目覚め、退院の準備ができた
その時探偵達は動いた。2週間前、自らが感じた違和感のもとへ
5人の探偵がそう言った。一瞬にして空気が変わった
数分後警察が到着2人の元看護師は逮捕された。
また、日常に戻ってきた安心感。この安心感を手放したくないと全員が胸に刻み込んだ。
〇〇〇〇side
「あの子をこっちに連れてこればよかったのに」
「貴方なりの優しさと言う訳か」
「…そうだねー」
「冗談だよ」
「よかったね」
"まぁ…大丈夫か"
思いつき終わり!見てくれてありがとう!色々考察してみてね!多分考察ポイントあるはずだから!マジの思いつきだけど4000文字超えて5000文字いきそう…じゃあおわりまーす!
!
















編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。