第8話

松村さんはデートに誘いたい。
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2024/12/27 21:35 更新
北斗Side



俺、松村北斗。京本のいるカフェに二度目の来店。


「いらっしゃいませ〜…」


今日も京本は可愛い。うん…当たり前か。



「お待たせしましたコーヒーです……」



「可愛い。」



レジにいる樹にキッと睨まれる。普通ここまで聞こえるか?



……じゃなくて違う。今日は京本をナンパするために来たんじゃない。




「あの………。」


「……?」

「こ、今週の土日暇ですか!!!」



よく言ったぞ俺……


京本はというとびっくりして目が丸になってる。……可愛い。


「つまり…、デート?」


「うん…」


「きょもダメ!こんな変態と2人でなんて!」


足速……さっきまでレジに居ただろ……



「樹には関係ないだろ」



「あっきょも!お客様注文してる!行ってきな!」



「えっあっ、はーい!!」



「チッ…………はぁ……」



他の人に迷惑かけるのもアレだし今日は諦めて帰るか…


「あ、あの……」


ドアノブを掴んだ時まさかの京本が俺の裾を引っ張ってきた。


「こ、これ俺の連絡先…いつでも連絡して良いので…」








「……え?」


そう言った途端走って去っていった京本。

























ドアにもたれ掛かって倒れるように座る。



「はぁぁぁ………………」 



「これじゃ、もっと好きになっちゃうよ……」








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