あなたの下の名前Side
何故かある黒板の前に並べられた机に突っ伏して言う
雪がだるそうに頬杖をつく
今日はトントン様と外交官達から外交についてご教授して頂いている。
決して教えるのが下手な訳ではないが、皆あまりの情報量に疲れて来てしまっている。
ひとらんらん様がそう案ずると皆目を輝かせた。
ひとらんらん様がおっしゃると隣に居たオスマン様とトントン様が居なくなっていることに気づいた。
そしてかすかに後ろから鋭利な音がした。
咄嗟に体をひねると、私の頭があった空間にはナイフがあった。
トントン様はどこに居るんだろうと軽くあたりを見回すと
冬愛のうしろでナイフを構えていた。
それに気づいた燈馬がトントン様の手首を掴む。
楽しそうに手をひらひらさせるひとらんらん様。
いやあー、流石幹部様。
ぶっ飛んでらっしゃるわ…!
希空Side
しばの見つけた薬を吸った人の顔色は蒼白だった。
そんな人に容赦なくシャオロン様が抑えにかかる。
ガラガラの声で喚く。
いつもよりも低い声
クッ……かっこいいッ(((
幹部様の圧。
悪い事やってないのに私でも怖い。
不服そうに答える男
そしてシャオロン様が乱暴に男を抑える手を離した。
恐ろしいながらもかっこいい幹部様…!





















編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!